特攻艇基地を撃破せよ の商品レビュー
情報部の指示でブラッ…
情報部の指示でブラックウッドの部隊に特攻艇基地撃破の特命が下るが…人生を海兵隊に捧げて戦う男たちの姿を描いた戦争巨篇。
文庫OFF
ブラックウッド家の物語の4巻目。前作の主人公の息子、マイケルも、やっぱり海兵隊にいます。で、第二次世界大戦ですが、この頃になると、もう海兵隊は「海軍のおまけ」ではなく、特殊部隊として認知され任務にあたっています。 ところどころでマイケルの心に浮かぶのは、栄えあるブラックウッド家の...
ブラックウッド家の物語の4巻目。前作の主人公の息子、マイケルも、やっぱり海兵隊にいます。で、第二次世界大戦ですが、この頃になると、もう海兵隊は「海軍のおまけ」ではなく、特殊部隊として認知され任務にあたっています。 ところどころでマイケルの心に浮かぶのは、栄えあるブラックウッド家の誇りと父の教え。それが怯懦の心を制御し、リーダーとしてあるべき姿に彼を導きます。 この巻では前作までのどろどろで血まみれの雰囲気があまりありません。海兵隊の投入される場面が(歴史から言えば、このあとそういう場面もあったはずですが)極秘任務、特殊活動だから。その点、現代アクションもののテイストになっています。 特筆すべきは登場人物。どうやらブラックウッドの家にもようやく女の子が生まれたようですし、以前脇道にそれて行方がわからなくなっていた人物の息子がひょっこり登場します。基本的にブッラクウッドの血筋にヘタレはいない、ということで。 ただし、4作通して読むと、ベッドで穏やかには死ねない一族のようだとわかります。妻も含めて1作目の主人公の弟夫婦以外、事故死もしくは若死、もしくは戦死。ハードです。
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原題:Dust on the Sea 帆船時代の海洋冒険小説「海の勇士 ボライソー」シリーズの著者、アレグザンダー・ケントが別名義「ダグラス・リーマン」で書いている、英国海兵隊を舞台とした「栄光の海兵隊」シリーズ。 妙にタイトルが浮いている四巻目は第二次世界大戦中(1941)...
原題:Dust on the Sea 帆船時代の海洋冒険小説「海の勇士 ボライソー」シリーズの著者、アレグザンダー・ケントが別名義「ダグラス・リーマン」で書いている、英国海兵隊を舞台とした「栄光の海兵隊」シリーズ。 妙にタイトルが浮いている四巻目は第二次世界大戦中(1941)の香港が舞台。
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