“問題行動の意味"にこだわるより“解決志向"で行こう の商品レビュー
解決志向について軽妙な文体で 楽しく学べました。 内容は深く本質的なことが含まれていて、 何回も読み返したくなる本です。
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問題の原因を突き止めることで問題は解決しないという意見は衝撃的。問題を解決するためには、「問題物語」ではなく「解決物語」のシナリオを描くというパラダイムの転換が必要という意見。 ただ疑問は残る。ごみの解決のためには、ごみ焼却施設を作れば解決します、だけども、ごみの発生源はそのまま...
問題の原因を突き止めることで問題は解決しないという意見は衝撃的。問題を解決するためには、「問題物語」ではなく「解決物語」のシナリオを描くというパラダイムの転換が必要という意見。 ただ疑問は残る。ごみの解決のためには、ごみ焼却施設を作れば解決します、だけども、ごみの発生源はそのままにしているような印象は残る。
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短かったのですぐに読み終えた。所々登場するふざけた文書はちょっと面倒くさいけれど、読みやすくて分かりやすい。
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この薄いブックレットによくぞここまでブリーフセラピーの要点を盛り込んだなあと感心します。 ふざけた文章も面白いけど、至言が盛り沢山です。
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ソリューションフォーカスを学びたくて本を読んでいる中でであった1冊。ものすごくわかりやすく、「腑に落ちた」。なにより語り口が親しみやすいのがいい。生で森先生の話を聞いてみたいと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
これは非常にアタリでした!! 「ぐいぐい読ませる魅力」に満ちた本でした。 著者はブリーフ・セラピー(短期療法)の実践をされているカウンセラーの方で、 短期的に問題を解決する具体的事例も含まれていてそれも「なるほど」と思えるのですが、 それよりも前半しつこいほどくりかえされる「解決」志向の考え方について、 普遍的な価値を感じました。 680円と安く、文体もおもしろくて、専門的な内容も含まれるのにとても読みやすい。 しかも、何よりも内容が、「問題行動」に日々悩んでいる親や教師にとって とても示唆に富んだ内容である! 「問題」に悩んでいる方には、 自信を持ってすすめたいと思います。 値段は680円+税です。 本屋では手に入りにくいので、ネットで注文してください(^^) ・著者自身が「自分で読んでいて笑っちゃう」というほど「読んでおもしろい」文体。 心理学やカウンセリングを学びたい方、問題行動への対応に悩んでいる方が きばらずに楽しみながら、1時間程度で読める、最高の入門書です。 たとえば、著者が本当に言いたい場面に入る前に 「でも、しかし、バット、ハウエバー!」といった、これでもか、という しつこい前置きが入ります。 笑いながら読めるとともに、著者の気合を感じる文体です。 ・読み物としておもしろい構成になっているので、核心の部分はひみつです(^^;) ・具体的にどんな考え方で、今悩んでいる問題の解決に本当に役立ちそうか みなさんに判断していただくために、事例から少しだけ引用します。 (先に述べたように、あくまで「考え方」の方がメインの本ですが。) ☆問題の「外在化」 (これは僕が非常に知って得したと思ったやり方です。) ”問題”が「子どもが悪い」から「大人が悪い」に移し変えただけ、というような 原因追求のやりかたは、「解決」から程遠い。 「外在化」は、症状を誰からも切り離す。 外部に要因をつくって、 それに対し、子どもも 親も 教師も 誰も彼もが 一致団結してそいつとたたかおう、という形式をとる。 そのために助言者は”「解決」のための物語”を作り出す。 たとえば「いたいのいたいのトンデケー!」と言えば 安心する子どもがいるように、 「問題を引き起こしているのはコレで、今からそれはなくなるんだ」と、 当事者が信じることで、なんとすっきり解決するケースがあることか! (ちょっと感動しながら書いてみました。) =======================(以下、引用) 「外在化」では、あくまで悪いのは「かゆみお化け」であって、 その「かゆみお化け」に対して、本人・家族・周囲の人が 一致協力して対抗するという図式になるのです。 必要なのは協力者であって、”問題の人物”でも ”問題となる人間関係”でもないのです。 (略) ”問題”なんて、見つけようと思えばいくらでも見つかる(略) 我々が手に入れたいものは、たくさんの”問題”ではなく、 ”解決への道”なのです。 =======================(同書p53より)
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解決志向ブリーフセラピーの本。 超薄く、著者が関西系なので割と気軽に読めます。 むしろ難しいとこは読み飛ばせ!
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