審問(下) の商品レビュー
いよいよ事件の真実が…
いよいよ事件の真実が明らかに。続きが読みたくなります。
文庫OFF
狼男の正体と衝撃的な…
狼男の正体と衝撃的な事実が明らかに・・・ラストまで目が離せません!
文庫OFF
ラストまで目が離せな…
ラストまで目が離せない。彼はどうして・・・?ついに真相が明らかになる。続編を期待してしまう作品です
文庫OFF
今までの作品よりも、…
今までの作品よりも、どちらかというとスローテンポな気が…。ここまで長いシリーズだと、最初のほうの作品を読まないと、人物関係が不明です。
文庫OFF
狼男事件で窮地に立つ…
狼男事件で窮地に立つ検視局長。すべての謎が明かされる。ラストシーンは衝撃です。
文庫OFF
どんどん追い詰められ…
どんどん追い詰められていくケイ。けれどマリーノと二人で猛然と立ち向かう。ついに狼男の正体が…。ルーシーが成長してからはユニックスなどPC専門用語がいつも以上に増え理解に苦しむ。
文庫OFF
感想!
『警告』のラストで九死に一生を得、友人宅に身を隠したケイ。心身共に追い詰められた彼女に更なる悪意が襲い掛かり、ケイの過去が、隠してきた暗い部分が晒される!これまで読んできた部分の総集編とも読める上下巻。
mari104
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狼男事件の被害者のはずが、なぜか一連の殺人事件すべての犯人とされるケイ。 例えば政治的な事情で冷や飯を食うことはあるだろう。 冤罪を押し付けられることもあるかもしれない。 だけど、彼女が犯人である証拠が次々に出てくるのはさすがにまずいだろう。 少なくとも読者は彼女が無実であることを知っている。 それなのに次々に出てくる韶子、ということは、捜査関係者が証拠をねつ造しているということ。 ライバルを陥れる。 好き嫌いで仕事をする。 それだってプロの仕事としていかがなものかと思うのに、ねつ造。 最終的に明らかになった事件の真相は、あまりにもアメリカの捜査関係者に対する身元確認がずさんで、ちょっと引いたよ。 そして連続殺人という事件を通じてケイと好敵手になると思われたゴールトは、事件を重ねるうちに麻薬中毒の小者になってしまいケイに殺され、彼と組んでケイたちを苦しめるためだけに事件を起こしていたキャリーも、脱獄してからなぜか精彩を欠いた揚句に死に、今度はやつが上手いことケイから逃げ延びたわけだけど、いつまで切れ味を保つのかな。 そして狼男の事件は、結局どうなったの? マリーノを除く人たちがニューヨークに集結しつつあるので、今後はそちらが舞台になるのでしょうか。
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上巻から続いていた謎の部分や、実際に起きた犯行と犯罪者であるシャンドンの実像との食い違いなどが、この下巻でクリアになりました。それぞれの場面の描写が緻密なので、ゆっくり丁寧に読んでいけば誰がワルモノなのかは分かるようになってます。が、話のメインとはあまり関係がなさそうな、些末に見えたエピソードからそのあたりが唐突に明らかにされるので、そのスピードについていくのが大変。まぁ、いきなり場面が一気に緊迫するのはこのシリーズの常なのですが。 個人的には、当初は敵役になるのかもしれんと思われた女性検事の動きがとても面白くて、読了後は「見事に作者に翻弄されてしまったな」という、してやられた感がありました。こういう良い意味での裏切りを経験できるのは、読書の醍醐味でもありますね。 また、主人公であるケイ・スカーペッタが犯罪者に襲撃されるという場面はこれまでのシリーズでも頻繁にあったんですが、今作ではそれに加えてケイが犯罪者と見做されて訴えられる、というとんでもない状況になってしまっているため、犯罪の被害者でありながら猜疑の目で見られてしまう人の苦しみや嘆き、一般大衆への反発や怒りといった感情も丁寧に描かれています。ほかの小説ではあまり見られないと思われる、こういったテーマにまで踏み込んだ点で、これまでのシリーズとはまた一線を画していると言えるでしょう。
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前作の「警告」から続きのストーリー。時を置かずに読んで正解だった。 ケイは被害者なのにどんどん酷い状況に追い込まれて行く絶望感が迫ってきてで読むのが苦しい感じがあった割に、ページが進んだ。バーガーがいい人で良かった!ケイもそうだが恰好いい女性で憧れるというか活躍を見てると胸がスッとする。それに引き換え男どもと来たら…。まぁマリーノはしょうがない?!愛すべきキャラクターなんだけど……健康に気をつけて長生きしてねって。
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