スピカ の商品レビュー
原子力の専門用語がい…
原子力の専門用語がいっぱい出てくるけど、大丈夫。戦闘シーンは映像をイメージしやすい。面白いです。
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原発問題は日本では避…
原発問題は日本では避けて通れない問題だとあらためて実感した。テロリストに占拠される原発というだけでゾっとします。「天空の蜂」よりこちの方がオススメです。
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再読。淡々と描かれる戦闘シーン。恐ろしいほど簡単に人は死ぬんだなぁと…だからあれ位が丁度良い。 少し踏み込んで描かれている登場人物の死は泣けた。 さすがに原子力専門家なので、素人にもわかりやすく、勉強にもなった。
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日本海沿岸に建設されたばかりの世界最大の原発が、謎のテロ集団に占拠された。自衛隊は殲滅され、放射性ガス放出の時が迫る-苦悩する日本政府。テロリストの真の目的はなにか?地球規模の災厄を眼前に科学者同士の対決がクライマックスを迎える!
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科学が進歩することで生活はどんどん便利になっていく。 しかし、当然のことながら便利を享受するには、どこかでされに見合うリスクもある。 今僕が置かれている環境、夏なのにエアコンで涼しく快適な部屋、よく冷えたビール、お気に入りの音楽、それらを得るにあたり、支払っている代償については...
科学が進歩することで生活はどんどん便利になっていく。 しかし、当然のことながら便利を享受するには、どこかでされに見合うリスクもある。 今僕が置かれている環境、夏なのにエアコンで涼しく快適な部屋、よく冷えたビール、お気に入りの音楽、それらを得るにあたり、支払っている代償についてはよく考え、そして理解していかなくてはいけないんだろうなぁ。
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日本海沿岸に建設され稼動直前の原発が、テロ組織に占拠される。 原子力発電が便利で経済的なものなどではなく、大きな危険を抱えた兵器とも言うべきものなのだと、改めて感じる。 東側の政治情勢、覚せい剤、主人公達の恋愛など、盛りだくさんでちょっと散漫な印象もあるが、読み応えがあった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
あるテロリスト集団が、最新鋭の高速増殖炉を占拠した・・・。 高速増殖炉を改造して、放射性物質を大気中に放出出来るように してしまった・・・。 政府によって原子炉奪還作戦が進行していくが・・・。 この時期にこの本の内容は結構きついものがあります。 高速増殖炉が、沸騰型軽水炉だったり テロリストが津波に変わっているけど、 原子炉建屋内に入れない状況だったり、超臨界を起こしそうな ところなどは福島の原発に重ねてしまいます・・・。 早いところ状況を好転させてもらいたいものです。 原発で対策をされている方々には負担が掛かってしまいますが、 踏ん張って欲しいものです。 それにしても考えさせられてしまうのは、これからの電力供給ですね。 太陽光発電は、夜間電力の不足は賄えないし、風力は安定供給できないし・・・。 原子力を使い続けるとしても安全対策を多重化したところで、想定外は起きうるし・・・。 火力はCo2を排出が多いし・・・。 そもそも発電所の制御に電力が必要なのが問題じゃないのかな・・・。 最低限、人力なりガソリンやガスなどで動くシステムを組み込んでおく必要が あるんじゃないかな・・・。 復興に原発の安定冷却、次世代エネルギーの創設と移行・・・。 問題は山積みですね。 ・・・核融合炉が開発されればなぁ・・・
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原発をテロリストが占拠するストーリーですが、原発反対派の女性リーダーと原子力科学者の道ならぬ恋やら右翼と左翼に覚醒剤がからまって、政府批判と国境を超えた友情となんでも詰め込み過ぎな感じがありますが、読み出したら止まらない面白さ。 東日本大震災の後、報道され続けた福島原発の内部構造...
原発をテロリストが占拠するストーリーですが、原発反対派の女性リーダーと原子力科学者の道ならぬ恋やら右翼と左翼に覚醒剤がからまって、政府批判と国境を超えた友情となんでも詰め込み過ぎな感じがありますが、読み出したら止まらない面白さ。 東日本大震災の後、報道され続けた福島原発の内部構造を見ていたはずなのに、イメージがなかなか頭の中に浮かばない文系な私ですが、夢中で読みました。
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