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喜びは永遠に残る の商品レビュー

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2014/04/06

「木を植えた人」の原点となった小説…らしい?始まりは非常に美しい。読み進めるにつれてなぜか困惑していった。 都会では幸せになれない。なら、田舎なら?土地を変えたら?どこだって同じことだ。 私たちの心は恐れや不安を多くつくり出すようにできている。 喜びが必要なんだ。喜びのために...

「木を植えた人」の原点となった小説…らしい?始まりは非常に美しい。読み進めるにつれてなぜか困惑していった。 都会では幸せになれない。なら、田舎なら?土地を変えたら?どこだって同じことだ。 私たちの心は恐れや不安を多くつくり出すようにできている。 喜びが必要なんだ。喜びのために何かしなければいけない。何が間違っているのか考えて、見つけ出すんだ。誰かに何かを分け与えよう。 でも本当に、喜びは必死に見つけ出さなければならない物なのか? 私たちの心は気苦労を次から次へとつくり出す。でもそれでいい。存在することこそが喜びなんだ。 誰かにどんなに心を傾けても、たった一人で立たなきゃならない。結局は誰も当てにはできない。肉体はひとりぼっちで、仲間なんていないからだ。でもそれがいい。

Posted byブクログ