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怪奇鳥獣図巻 の商品レビュー

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2011/02/24

中国の幻想的な異形の鳥獣たちを、江戸時代に描かれた日本画を用いて説明。 一様にして奇怪でおぞましく、多種との混合獣(おっさん+鳥、オカメ+蛇、鼠+鴨、龍+馬など)、複数の顔を持つ獣(九人のおっさんの顔をもつ鳥、三つの顔を持つカラスなど)が登場する。 それらはそれぞれに、福が来たり...

中国の幻想的な異形の鳥獣たちを、江戸時代に描かれた日本画を用いて説明。 一様にして奇怪でおぞましく、多種との混合獣(おっさん+鳥、オカメ+蛇、鼠+鴨、龍+馬など)、複数の顔を持つ獣(九人のおっさんの顔をもつ鳥、三つの顔を持つカラスなど)が登場する。 それらはそれぞれに、福が来たり(そういうのは大抵神化する)、災いが降ってきたりし、設定も面白くどこか愛らしい。 巻末図譜の絵の表情や仕草が、下手なギャグ漫画よりも奇抜でウケる。

Posted byブクログ

2010/08/04

江戸時代に描かれた同名の絵巻をオールカラーの写真つきで解説した本。かなり滑稽な見た目の生物もいたりするが、中には好きな人ならニヤリとするような生物も描かれている。見ていて楽しい。

Posted byブクログ

2010/02/18

うんちくはこの際いらない、とにかく見て楽しんでほしいです。怪奇と銘をうっていますが、おどろおどろしさはなく、どことなくユーモラスなものばかり。日本に漫画が根づく要素っていうのは昔からあるんだな、なんて思いました。

Posted byブクログ

2009/10/04

不可思議な鳥獣、異様異体の鬼神たちが次々登場する江戸期の絵巻物。中国古代の博物誌「山海経」からの引用に、来歴不明の妖怪を含み、古代中国と江戸期日本のイマジネーションが交差する。その全貌をオールカラーで初公開。(TRC MARCより)

Posted byブクログ