岩波講座 現代工学の基礎(11) の商品レビュー
「材料設計」と「エネルギー論」の2分冊。 「材料設計」は化学と強度の学問という印象。そこから構造を決める考え方を学べる。 「エネルギー論」は工学-engineeringに限らず、現代に生きるには必須の教養と考える。石炭・石油はもちろん、核燃料に再生可能エネルギーまで、さらに様...
「材料設計」と「エネルギー論」の2分冊。 「材料設計」は化学と強度の学問という印象。そこから構造を決める考え方を学べる。 「エネルギー論」は工学-engineeringに限らず、現代に生きるには必須の教養と考える。石炭・石油はもちろん、核燃料に再生可能エネルギーまで、さらに様々な市場との関係性などを学べる。この本は古さを感じさせず、印象深かった。
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1 材料設計の基礎がつかめました。主な内容は、 物質の構造 高分子構造 酸化物 三角形最小構造単位 四面体構造単位 5配位のリン酸化物構造 6配位の八面体最小構造単位 鎖状,環状構造の酸化物 結晶構造 化学結合 金属結合 イオン結合 共有結合 2次結合 金属原子の充填と結晶構造 六方細密構造 面心立方構造 体心立方構造 非金属の結晶構造 14族の非金属 16, 17族の非金属 金属間化合物の結晶構造 イオン結晶の構造 ケイ酸塩の結晶構造 分子結晶 核子欠陥,点欠陥,線欠陥,面欠陥 平衡状態と状態図 相平衡と相律 状態図(水) 柄図の材料設計の実例 複合材料構造と設計 構造の決定法 2 エネルギー論では、 原子力と放射能汚染は2ページというのは残念。
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