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天の瞳 少年編(2) の商品レビュー

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14件のお客様レビュー

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天の瞳の4作目。倫太…

天の瞳の4作目。倫太郎やミツルの仲良し4人組も中学生になり、中学校の癖のある教師達や非行グループなどの問題を通して、教育とは何かを見つめ直させる1冊。前作3冊に比べて、より敏感に感じさせてくれる。

文庫OFF

倫太郎・ミツルもいよ…

倫太郎・ミツルもいよいよ中学生。学校側の姿勢は小学校とは比べ物にならないほど強圧的で暴力的です。それでも自分に正直に生きたい二人はトラブルから逃げることなく立ち向かっていきます。読者の側からするとハラハラドキドキで、いい加減に妥協したらいいのにと思ってしまいます。二人の自主性を大...

倫太郎・ミツルもいよいよ中学生。学校側の姿勢は小学校とは比べ物にならないほど強圧的で暴力的です。それでも自分に正直に生きたい二人はトラブルから逃げることなく立ち向かっていきます。読者の側からするとハラハラドキドキで、いい加減に妥協したらいいのにと思ってしまいます。二人の自主性を大切にする芽衣や潤子はとうとう学校に呼び出されてしまいます。もし自分がその立場になって校長室で先生に取り囲まれたらと思ったら....自信がないデス。

文庫OFF

読み出したら、止まら…

読み出したら、止まらない!成長が楽しみになってくるんです。客観的に読んでいるはずなのに、自分も一緒に成長している気になって来ます。

文庫OFF

2022/05/24

読んでよかったなと思う小説だった。 幼稚園の頃とは違い、倫太郎を取り巻く状況が厳しく危なくなっていく。

Posted byブクログ

2020/07/19

- シンナーとかレイプとか、先輩からさらっと説明される中学の荒れ具合が思った以上で、心配になる。これまでたとえやんちゃしてても大人達に暖かく見守られていた子供達が今後大丈夫なのだろうか、と。 - 中学校の先生は相変わらずの残念さで。まあ小学校の先生もみんな最初はそんな書かれ方だっ...

- シンナーとかレイプとか、先輩からさらっと説明される中学の荒れ具合が思った以上で、心配になる。これまでたとえやんちゃしてても大人達に暖かく見守られていた子供達が今後大丈夫なのだろうか、と。 - 中学校の先生は相変わらずの残念さで。まあ小学校の先生もみんな最初はそんな書かれ方だったけど。この人たちに守ってもらえることはないんだろうな…と。結論いつも通り倫太郎頑張れとなる。 - 倫太郎がメリケンサックでボッコボッコにされる描写と、園子先生が暖かい話をしてくれる描写が近すぎて、何とも言えない気持ちになる。

Posted byブクログ

2020/03/09

暴力による非行が横行していたころの学校の姿。 小学校での担任ヤマゴリラと、本音を話せる時間の共有から、制服や規則を守らせようとする中学校の先生とのいざこざまで、学校とか、先生のあり方を考えさせられる。 制服を着てこない生徒にじぶんだったらなんていうだろう。 制服を着てこない、規則...

暴力による非行が横行していたころの学校の姿。 小学校での担任ヤマゴリラと、本音を話せる時間の共有から、制服や規則を守らせようとする中学校の先生とのいざこざまで、学校とか、先生のあり方を考えさせられる。 制服を着てこない生徒にじぶんだったらなんていうだろう。 制服を着てこない、規則を守らない、それだけで非行少年と認定して、その子の中身に寄り添えない、それは人と人の関係として、やはり何か異様なものを感じてしまいました。 暴力に訴える少年たちに、少林寺拳法の使える倫太郎はどう立ち向かうかが見どころでした。 人として誠実に正直に、そして主体的に生きていくことは難しいけれど、そうしようと賢明な倫太郎は確実に成長して、大人になってきている。

Posted byブクログ

2015/06/26

やんちゃな主人公倫太郎やその友だち、彼らを取り巻く大人たちを通して、大人は子どもにどう向き合ったらよいのかを教えてくれます。人間としての必読書!といっても過言ではありません。

Posted byブクログ

2015/02/19

全くこの本を読むと、自分の教員としての自信がなくなる。 と、同時にここで気づいてよかったと思いさえする。 分かち合わんといかんな。

Posted byブクログ

2013/03/12

小学6年生から中学1年生にかけての倫太郎と、倫太郎を取り巻く人々の物語。 中学生になり、新しい枠組みの中で、新しいタイプの先生方と出会う倫太郎たち。 自分たちの枠組みから外れる子どもたちを許そうとはしない先生方。 その一方で、子どもたちのために豊かな引き出しを準備して下さって...

小学6年生から中学1年生にかけての倫太郎と、倫太郎を取り巻く人々の物語。 中学生になり、新しい枠組みの中で、新しいタイプの先生方と出会う倫太郎たち。 自分たちの枠組みから外れる子どもたちを許そうとはしない先生方。 その一方で、子どもたちのために豊かな引き出しを準備して下さっている先生方。 そして引き続き、ほどよい距離をもちながら、見守ってくれる大人たち。 批判に流されるでもなく、 力による解決に走るのでもなく、 地に足をつけて、恥ずかしくない生き方を選び取っていく倫太郎がかっこいいです。 中学校の先生たちのあまりの頼りなさにガッカリしますが、がっつり頼りになる先生が出てきちゃうと物語が成立しなくなっちゃうので、仕方ないのかな?と思うことにします。

Posted byブクログ

2012/04/30

中学生の時期って、大人でもあり、こどもでもあり、難しかったなぁって思い出しました。大人は誰でも中学生だった時期があるから、どんなふうに接して欲しかったか、思い出せたらいいなと思います。その子に任せてただ見守るって、とても大変なことだけど。

Posted byブクログ