いづみ語録 の商品レビュー
鈴木いづみの言葉を集めた本ですが、言葉の端々から激しさが伝わってきます。より深く彼女の事が知りたくなります…
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個人的に語録というのは難しい読み物に感じていて、本作も例外ではなかった。(作家としての鈴木いづみの著作を1冊も読んでいないのだから当然といえば当然。)また編者である娘のあづささんへの興味で読んだ面も大きいものの、彼女自身をして鈴木いづみが非常に遠い他人(雲の上のスター、的な)であ...
個人的に語録というのは難しい読み物に感じていて、本作も例外ではなかった。(作家としての鈴木いづみの著作を1冊も読んでいないのだから当然といえば当然。)また編者である娘のあづささんへの興味で読んだ面も大きいものの、彼女自身をして鈴木いづみが非常に遠い他人(雲の上のスター、的な)であるらしいことに驚いた。
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儚さと切なさと芯の強さと 『鈴木いづみコレクション』を中心に、単行本化されていない作品からも胸を突き刺す言葉を鈴木あづさが編集。いづみ世界の万華鏡。
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36歳で首吊りによる自殺でこの世を去った作家・鈴木いづみが遺した小説やエッセイや手紙などから、たくさんの項目(『愛』『永遠』『運命』など)に分けて、たくさんの名言を集めてつくられた語録集。 鈴木いづみの娘・あづさと、著名人との対談も収録。 物凄いスピードで36年という短い人生を...
36歳で首吊りによる自殺でこの世を去った作家・鈴木いづみが遺した小説やエッセイや手紙などから、たくさんの項目(『愛』『永遠』『運命』など)に分けて、たくさんの名言を集めてつくられた語録集。 鈴木いづみの娘・あづさと、著名人との対談も収録。 物凄いスピードで36年という短い人生を駆け抜けた、その人物らしい言葉がたくさん詰まった本でした。 心に残った言葉を挙げだせばキリがない。 どこか諦観に包まれていて、冷静に俯瞰して物事を見ているのだけど、エゴにみちている。 人間の本質に迫れる。 どうしようもなく駄目な人間でさえ、とても魅力的に見えてくるかも知れない。 そういう本。 考えるな、感じろ。的な本かも。 手元に置いておいて、色んな時に開いてみたい。
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この人の作品が好きだ、というだけで 現在の「時代」とか「社会」というものに ひとくくりされてしまいそうなので 多くを語りたくない。 という気持ちがあります。 日常的にこの人の作品を読んでいると、 重く深く沈んでしまいそうなので、 極力避けがちな...
この人の作品が好きだ、というだけで 現在の「時代」とか「社会」というものに ひとくくりされてしまいそうなので 多くを語りたくない。 という気持ちがあります。 日常的にこの人の作品を読んでいると、 重く深く沈んでしまいそうなので、 極力避けがちな現在の自分 ほんとはたくさん読みたい。 これは そんなふうに 「沈まずに済む」語録集でした。 深みが敢えてカットされてるから、楽に読めますが、 物足りなさも感じる。 まるで私は、「考える人」の位置で、 地獄を傍観したいみたい。 興味本位で身勝手な人間だこと、と思う。
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鈴木いづみコレクションを揃えて買っていれば必要ないかなという印象。鈴木いづみコレクションとサイズデザインが統一されているので、鈴木いづみコレクション別巻といった立ち位置の本。 並べると可愛らしいのでそういう意味ではおススメ。
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「芸術とは美しさを追求しつつ永遠性を求めるもの」である。オノヨーコ コートニーラブ 鈴木いづみである。
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鈴木いづみ、始めに読むならこれかコレクションの1か、4。 鈴木いづみをよむのはなんだか不思議少女気取りのサブカル崩れっぽいといわれたけれど、それって揶揄なのだろうかと思った。
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