マティーニに懺悔を の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
評価は3. 内容(BOOKデーターベース) 教会のベンソン神父が若い女性を伴って、街のバーへ私を訪ねてきた。連れの女性・長原美沙子の婚約で、神父は上機嫌に祝杯をあげた。だが、一週間後、自殺未遂の新聞記事に彼女の名前が…。暴力団に乱暴され、婚約を破棄されたのだという。それを知った神父は一人で乗り込み、逆に返り討ちに遭ってしまった。どうやら茶道の師匠である私の、封印したもうひとつの顔の出番のようだ―。表題作を含む傑作ハードボイルド。 事件をお酒に絡めて、茶道も絡めてと面白い作品だったが、如何せん全てが短編なので「私」に入れ込む時間が足りず、ハードボイルドなかっこよさを感じないまま読了してしまった。
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表の顔は茶道の家元、しかし、代々続く武術家でもある男には、次から次へと近所でトラブルが起きる。 幼馴染との恋愛を絡めつつ話が進む軽いタッチのハードボイルドの連作短編。 へヴィーなミステリの間に読むにはちょうどいい軽さかもしれない。
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2010/7/22 Amazonより届く 2010/8/10~8/11 最近買い増した、今野氏の旧作文庫。 茶道の師匠である私、と幼なじみの菫子、アイルランド人神父のベンソン、彼らが集うバーのマスター、シノさんらが活躍する短編集。私がシノさんの店で飲んでいると、トラブルが舞い込...
2010/7/22 Amazonより届く 2010/8/10~8/11 最近買い増した、今野氏の旧作文庫。 茶道の師匠である私、と幼なじみの菫子、アイルランド人神父のベンソン、彼らが集うバーのマスター、シノさんらが活躍する短編集。私がシノさんの店で飲んでいると、トラブルが舞い込んでくる。菫子の前では弱虫の振りをする私は、裏の顔、拳法の達人としてトラブルを解決していく。 この前読んだ「茶室殺人事件」同様、今野氏の茶道に対する造詣が伺える。いつもながらのリアルな格闘シーン、酒、美しい女性と今野作品の要素がすべて含まれるといえよう。辛辣にいうなら、ワンパターンである。でも、そのワンパターンが好きな人間にとっては堪らないワンパターンだろう。
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今野作品のバラエティーさにいやはや参ってしまう。娯楽作品なんだなと。茶道の師匠でありながら裏は武道の大家、しかし好きな幼馴染には裏の部分を隠しと昔のヒーローの様だ。脇を固めるのが実は武道派の神父であり、バーテンダーは、過去は鳴らしたヤクザであったり、コンサートピアニストを目指す幼...
今野作品のバラエティーさにいやはや参ってしまう。娯楽作品なんだなと。茶道の師匠でありながら裏は武道の大家、しかし好きな幼馴染には裏の部分を隠しと昔のヒーローの様だ。脇を固めるのが実は武道派の神父であり、バーテンダーは、過去は鳴らしたヤクザであったり、コンサートピアニストを目指す幼馴染の彼女は美女であり、その美女を守るためには一生懸命であったりと・・・・文説はハードボイルドになっているが・・・間違いなく娯楽作品である。
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茶道の師範で武術の達人が主人公の短編集。ヒロインや脇役たちも個性豊かな面々なのですが、もうちょっと各々の個性というか、そのへんを描写してほしかったな・・・と。いささかもったいない気が。んで、バーテンダーの「シノさん」って安積班シリーズにも出てませんでしたっけ?同一人物だろうか。で...
茶道の師範で武術の達人が主人公の短編集。ヒロインや脇役たちも個性豊かな面々なのですが、もうちょっと各々の個性というか、そのへんを描写してほしかったな・・・と。いささかもったいない気が。んで、バーテンダーの「シノさん」って安積班シリーズにも出てませんでしたっけ?同一人物だろうか。でもちょっとキャラが違う気が・・・。ひいきの作家には、どうしても評価が辛くなってしまうなぁというところで、☆×3です。
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