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真珠の首飾り の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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ディー判事シリーズ。…

ディー判事シリーズ。タイトルにもある真珠の首飾り探しは面白かったです。隠し場所も凝っていてグッド。

文庫OFF

2020/09/13

ディー判事を主人公とした映画とテレビドラマを見たので、勢いでこのシリーズも読んでみた。 狄仁傑は唐代に実在した人物でのちに武則天の懐刀となったらしいが、この作品ではまだ県知事である。 江城の町で身分を隠して投宿したディー判事は、皇室の離宮から呼び出され、第三皇女から紛失した首飾り...

ディー判事を主人公とした映画とテレビドラマを見たので、勢いでこのシリーズも読んでみた。 狄仁傑は唐代に実在した人物でのちに武則天の懐刀となったらしいが、この作品ではまだ県知事である。 江城の町で身分を隠して投宿したディー判事は、皇室の離宮から呼び出され、第三皇女から紛失した首飾りを極秘裏に探してほしいと依頼される。信頼できる知人がいない土地で刺客に脅かされつつ、捜査を開始するディー判事だが‥ さらっと読めるが、町の殺人事件から宮廷の陰謀まで盛りだくさんな内容。事件の黒幕の動機にはちょっと驚いた。 なお他の作品ではレギュラーな部下もいるようなので、そちらも読んでみたい。

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2016/07/01

7世紀の中国、地方県知事のディー判官が地元へ帰還する際に立ち寄った町で起きた事件にまき込まれる。異様に腕の立つ道士と出会い、謎の娘に華宮へ連れられ第三公王(皇帝の娘)から真珠の首飾りを探すよう密命を受ける。 中世中国の知識がそんなに無くても楽しめる。割と天才肌のディー判官はパッと...

7世紀の中国、地方県知事のディー判官が地元へ帰還する際に立ち寄った町で起きた事件にまき込まれる。異様に腕の立つ道士と出会い、謎の娘に華宮へ連れられ第三公王(皇帝の娘)から真珠の首飾りを探すよう密命を受ける。 中世中国の知識がそんなに無くても楽しめる。割と天才肌のディー判官はパッとひらめいて即実行なとこがシャーロック的かも。 シリーズでたくさん出てるようなので他も読んでみたい。

Posted byブクログ

2014/01/26

狄仁傑という日本ではあまり馴染みのない人物を主人公に据えた推理小説。時代考証などが設定年代に適合しているかどうかは検討の余地ありだが、話はストレートで面白く、引きこまれるものが有る。ベッドサイドに是非。

Posted byブクログ

2013/12/22

難事件を解決し、一息つこうと江城の町へやってきたのは、名探偵として名高いディー判事。だがやはり彼には休息の時はなかった。身分を秘して投宿した旅館に、町にある皇室の離宮から突如お召しがかかったのだ。訝しみながらも参内したディーの前に現われたのは、皇帝の息女であった。皇帝から賜った首...

難事件を解決し、一息つこうと江城の町へやってきたのは、名探偵として名高いディー判事。だがやはり彼には休息の時はなかった。身分を秘して投宿した旅館に、町にある皇室の離宮から突如お召しがかかったのだ。訝しみながらも参内したディーの前に現われたのは、皇帝の息女であった。皇帝から賜った首飾りが忽然と消え失せた、事が露見する前に極秘裏に探し出してほしい...許可なしには何人も立ち入れない離宮内で、いったい何が起きたのか?古代中国に材を取り、巧妙なトリックと大胆な推理で世界中に多くのファンを持つ人気シリーズ登場。 原題 Necklace and Calabash

Posted byブクログ

2009/10/04

唐代、則天武后の時代に実在した狄判事を探偵役にした、中国を舞台のミステリ。 藩陽県の知事狄判事は、皇帝の愛娘が滞在する江華宮を要する江城の街へ向かう途中、森の中で道を見失った。そこで道案内をしてくれたのは、江城の人たちに尊敬されている謎の胡蘆道士。二人は道すがら、無残に拷問され...

唐代、則天武后の時代に実在した狄判事を探偵役にした、中国を舞台のミステリ。 藩陽県の知事狄判事は、皇帝の愛娘が滞在する江華宮を要する江城の街へ向かう途中、森の中で道を見失った。そこで道案内をしてくれたのは、江城の人たちに尊敬されている謎の胡蘆道士。二人は道すがら、無残に拷問された水死体が引き上げられるのを見た。 一見平和に見える江城の街には、富に群がる組織の暗躍があるらしく、判事は近衛府の大尉に協力を頼まれた。協力を約束して身分を隠して投宿した判事に、江華宮から極秘の呼び出しがかかり、皇女の真珠の首飾りの捜索を頼まれる。江城の街の闇には何が?陰謀渦巻く江華宮の中で起きた盗難事件の真実は?判事を皇女に推薦したのは誰なのか?狄判事の推理が冴え渡る・・・・ 先日読んだ「観月の宴」より、ダイナミックでなかなか面白かった。特に、判事と言う身分を隠しているため、時には医者、時にはやくざの顔をして見せており、そのため、若い娘に言い寄られたりして、なんだか楽しい。後半、解決に向けて一気になだれ込んでいくところなど、迫力十分でした。 中には、作者自筆の挿絵もあり、ほのぼのとした雰囲気をかもし出している。

Posted byブクログ