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クロスロード の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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思春期のゆがんだ感情…

思春期のゆがんだ感情をうまく表現しています。泣ける

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橋の上の話。20代前…

橋の上の話。20代前半からの10年間の変化や不変を書いた作品。女性の書き方に少し違和感を覚えたけれど面白かった。

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高校を卒業して6年。…

高校を卒業して6年。同級生の葬儀で再会した9人は、1年に1度高校時代の思い出が詰まった橋で会う約束をする。成長・青春物語として唸らずにはいられない秀作です。切ないほど胸に迫ってきます。

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「この橋で会おうよ」…

「この橋で会おうよ」。高校を出て6年目の夏、同級生の葬儀で再会した前野たち9人は、1年に1度、思い出の橋で会おうと約束した。清冽な自然に抱かれ、男女9人が繰り広げる青春の軌跡

文庫OFF

2011/09/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

9人の同級生が、あることをきっかけに、高校時代に通っていた橋の上で毎年1回だけ会うという設定の小説です。これが10年間続くのですが、そこには、恋愛、不倫、仕事、夢など、さまざまな思惑の揺れ動きが描かれています。 24歳から34歳までの、彼、彼女らの軌跡が、淡々と描かれていて、いま32歳の僕としては、すごく感慨深いものがありました。 社会にもまれて、変わっていく彼らの姿が、すごく等身大で良かった。でも、実際に変わっていくのは自分の見せ方なんだなーって思いました。中身は変わっていない(良い意味で)。 人はみんな歳をとるごとに仮面のようなものをかぶっていくのかもしれませんが、本当はみんな「仮面の下の俺(私)を見て」って思っているのではないでしょうか? それにしてもラストシーンは切なかったです。でもこの小説のラストとして、あれで良かったんですね。 9人の登場人物がいるので、きっと「あなた」に似た人もそこにいると思いますよ。

Posted byブクログ

2011/09/05

同じ橋の上で同級生9人で毎年1回会う約束をした10年にわたるお話。 舞台は橋の上しかでてこない。 9人の色んな視線や想いが絡まって、 大人になるにつれてみんな色々な事情を抱えだすけれど、 友達を察しながら、予想しながら、寄り添いながらも 会うのは年に一回。 中にはその年に一度に...

同じ橋の上で同級生9人で毎年1回会う約束をした10年にわたるお話。 舞台は橋の上しかでてこない。 9人の色んな視線や想いが絡まって、 大人になるにつれてみんな色々な事情を抱えだすけれど、 友達を察しながら、予想しながら、寄り添いながらも 会うのは年に一回。 中にはその年に一度に来れない人もいる。 印象的なのは、主人公の言う 「世の中には二種類の人間がいる。幸せだけで生きていける人間と、幸せだけでは生きていけない人間。 」というフレーズ。 幸せが続くと窒息しそうになって、激しいものを求める人間と、 多少つまらなくとも平凡な幸せの時間を送っていける人間。 これに自分はこっちですってはっきりと言える人って きっとそう多くはいないはずで、 そんなアンバランスな振り子を心に持ちながら 誰かの存在や、誰かの言葉に影響されて、 大きくあっちに揺れたりこっちに揺れたりするのかなと思う まだまだ未熟な31の夏の感想。 本そのものは、とても読みやすくて一気に読める。

Posted byブクログ

2011/05/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読始:2007,9,25 読了:2007,9,27 20代から30代にかけての成長を毎年毎年10年にわたって描いていく作品 10歳と20歳、30歳を描きわけることはできても26歳27歳28歳を描き分けるのは難しい だがそれを成し遂げた作品 同級生の葬儀で再開した9人 以後十年、橋の上での友達以上の特別な時間 この橋の上でなら全てをさらけだせる 表紙の9つの花は彼ら九人をあらわしているんだろうな 『平凡に生きるには、才能がいる』 この小説には深いものが描かれている気がする 涙はでなかったがせつない感動作

Posted byブクログ

2009/10/04

高校時代の好きだった人を思い出しました。気持ちを伝えることは出来なかったけど・・・ すべての物語が橋の上で行われている。それぞれが1年であったことを報告しあい、そして本当の自分の姿を見せ分かり合っていく。 幸せだけで生きていける人間と幸せだけでは生きていけない人間。僕はどちらに属...

高校時代の好きだった人を思い出しました。気持ちを伝えることは出来なかったけど・・・ すべての物語が橋の上で行われている。それぞれが1年であったことを報告しあい、そして本当の自分の姿を見せ分かり合っていく。 幸せだけで生きていける人間と幸せだけでは生きていけない人間。僕はどちらに属しているのだろうか。 友人お勧めの本。主人公が僕だそうな

Posted byブクログ