明日吹く風のために もっと遠くへ の商品レビュー
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女王の教室ぐらいしか観たことがないが、その演技力とエンディングで楽しげに踊っているギャップが気になっていた。 厳しい宝塚歌劇団の世界にいただけあって、芯は通っている人だけれど、どこまでも自然体な印象を持った。 特に疑問を持ったことは先輩にもなんでも尋ねたり、後輩にも偉ぶったりしないのだなと思った。人間としてとても見習いたい部分が多くあった。
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宝塚から私は実に多くのものを教えられ、与えられた。それらはいずれも今、私の財産になっているものだが、中でも最大の財産は「後悔したくない」と努力する週間だと思う。 「努力するってどういうこと?」と聞かれることがよくある。繰返しになるが、私にとって、努力とは後悔しないための手段なのだ。 父も母も「結婚しないの?」とは言わなくなった。母などは、人に私の結婚を聞かれると「したい時が結婚適齢期」などと私から受け売りの言葉をそのまま返している。 舞台に立つ限りにおいて、イヤだとかやる気がないというマイナスの感情が何ものも生み出さないことを、私は体験的に知っている。
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BOSS、Goldといったドラマの役柄に共感することが多く、天海祐希ご本人はどんな性格でどんな歩みをしてきたのか気になった。 宝塚時代の活躍はあまり知らなかったが、短期間でのトップ就任、トップ就任から約2年での退団、ファンクラブも持ち続けない潔さには、「一流」と言わざるを得ないだ...
BOSS、Goldといったドラマの役柄に共感することが多く、天海祐希ご本人はどんな性格でどんな歩みをしてきたのか気になった。 宝塚時代の活躍はあまり知らなかったが、短期間でのトップ就任、トップ就任から約2年での退団、ファンクラブも持ち続けない潔さには、「一流」と言わざるを得ないだろう。 この本を読んでも、誰にでも真似できることではないとはもちろん感じるが、特にビジネスウーマンには学びとなる要素があると思う。 特に私の身にしみたのが、「自分のキャリアは自分でつかみとる」ということ。 オーディションで落ちたら役がもらえない芸能界と違って、宝塚では何かしら役が与えられる、 どんな役にも自分と共感する部分があり、そこから役へ広げていき、どの役にもわくわくするし愛着がある、と。 私自身、変化の多い仕事であるので、日々意識していることではあったが、わくわくしないままにこなしている仕事も結構ある。 どんな仕事もいままでのつながりがあるはずであり、また未来につなげていける、わくわくすべきものだと思う。
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宝塚時代から引退後の天海祐希のエッセイ。天海らしいさばさばした文章。ゴーストじゃないといいなぁと心の底から思いながら読みました(笑)
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女優・天海祐希 95年執筆のエッセイ。 宝塚入団の経緯~主に宝塚時代の経験、ストーリーを明快爽快な語り口で記録。 一度しか、しかもTVでしか観た事がない彼女の舞台、正直ちょっと とっつきにくい宝塚の舞台にあって、彼女の芝居はなんだかすっと心に 入ってくるものがあり、印象深く記憶し...
女優・天海祐希 95年執筆のエッセイ。 宝塚入団の経緯~主に宝塚時代の経験、ストーリーを明快爽快な語り口で記録。 一度しか、しかもTVでしか観た事がない彼女の舞台、正直ちょっと とっつきにくい宝塚の舞台にあって、彼女の芝居はなんだかすっと心に 入ってくるものがあり、印象深く記憶していた役者だった。 全く想像の範疇外のある種花園におけるエピソードを、リアルに語ってくれた記録としてとても貴重。 前向きなエッセイ。 なぜ彼女の舞台が印象深かったのか、このエッセイに紡がれている 言葉を読んで納得できた感あり。
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タレント本はあまり好きではないという人が多いのですが、私は本当のその人に少し近づけるような気がして、結構読んでいます。 で、今一番好きな女優・天海祐希さんの本を今日1日かけて読みました。 天海祐希さんをちゃんと知ったのは「離婚弁護士」というドラマです。 このドラマで、サバサバした...
タレント本はあまり好きではないという人が多いのですが、私は本当のその人に少し近づけるような気がして、結構読んでいます。 で、今一番好きな女優・天海祐希さんの本を今日1日かけて読みました。 天海祐希さんをちゃんと知ったのは「離婚弁護士」というドラマです。 このドラマで、サバサバした雰囲気と、自然な演技にすっかり引き込まれてしまいました。 そして、すごいなぁと思ったのは、次クールに主演した「ラストプレゼント」という作品。 あまりにもキャラの強い役をやると、それからどんな作品に出ても前のキャラにしか見えない役者さんはいますが、天海さんは次のドラマに出た時には全くの別人になっていました。 それですっかり惚れこんでしまった私。 この本には、そんな役者としての天海さんの姿勢を中心に、宝塚での厳しい上下関係、同期との絆との仲で感じた事が詰まっています。 上級生をどんどん追い抜いてトップになった時の不安。 全く見に憶えの無いうわさを流された時のやるせない気持ち。 そんな事が包み隠さず書かれています。 この本の中に 「私は型にはまりたくない。男役はこういうもの。そんな仲に自分をはめたくなかった。」 というような文章があって、こういうところが私が好きになる理由かなぁと思ってしまいました。 そして、宝塚がどういう世界なのかも少し分かったような気がします。 この本を読んだ後に 「ほぼ日刊イトイ新聞」で連載しているコラムを読むと同一人物だとは思えません。 魅力の詰まった天海さんにこれからも注目です。
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天海祐希さんファンなので購入しました。宝塚時代のエピソードなどなど、天海さんらしい話をたくさん聞けました!
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