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殺意は砂糖の右側に の商品レビュー

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13件のお客様レビュー

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2014/05/19

進行役のキャラクターのノリのせいか、ミステリーのレベルは確かに高いのに、なんでかライトノベルのような雰囲気が。 でもそのおかげで、殺人事件だから暗くなるような読後の雰囲気はない。 この人たちの話はまだ続くのかなあ。ちょっと気になる。

Posted byブクログ

2013/09/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『エデンは月の裏側に』 祖父の死去により後見人に会うために上京してきた龍之介。従兄弟の光章の家に転がり込んだ龍之介。後見人である中畑の消息を訪ねるために訪れた研究所で目撃した転落死事件。事件直前に争っていた前島虹一と被害者の能戸浩史。能戸の背中に刺さった矢の秘密。 『殺意は砂糖の右側に』 光章の恋人・一美が参加した料理コンテスト。主催の柴崎一族の三男・三津夫はかの元恋人。三津夫とコーヒーを飲んでいたの長男の長友夫妻。コーヒーに入れられた酢の謎。ミラクルベリーのトリック。 『凶器は死角の奥底に』 コンテストの優勝商品のフィリピン旅行券を受け取りに主催者の経営するナイトクラブにやってきた龍之介と光章。大熊社長が欲しがる10円玉の秘密。社長室の前に立つ謎の男・横内。殺害された大熊社長。コップに入れられたサラダ油。サラダ油の中に隠された凶器のガラスの像とガラスの置物の秘密。麻薬取引と事件の関係。 『銀河はコップの内側に』 フィリピンにいる龍之介の後見人の中畑氏に会うために飛行機に乗り込んだ龍之介と光章。一美の友人の子供・草太郎を同行しての旅。飛行機内で起きた殺人事件。飛行機のトイレで死んでいた津島晶子。その直前にバックを盗まれたと訴えた朝岡夏緒。遺体のそばで潰されていた朝岡のサインペン。サインペンの中に入っていた物の秘密。 『夕日はマラッカの海原に』 フィリピンに到着した龍之介と光章。ガイドの運転する車の起こした事故。日本人を嫌う現地の部族に捕まる2人。裏切り者を探すという儀式。光章が十字架に向けて撃った銃弾が違う方向にいたラモスの目を撃ち抜いた。ラモスの目に隠された秘密。 『ダイヤモンドは永遠に』 一美が兄と宿泊するホテルで起きた事件。ダイヤの原石の密輸犯が逃げ込んだ一美兄妹の部屋。部屋の中に隠された原石。電話で知らせを受けた光章と龍之介の推理。 『あかずの扉は潮風の中に』 中畑氏に会うためにやってきた村起きた事件。密輸団の摘発。密輸団との関係を疑われた中畑氏。中畑氏がつぶやいた言葉に隠された秘密。

Posted byブクログ

2012/12/20

  「超」天才なのに、「超」天然―それが、天地龍之介である。  島でお爺さんとふたりの生活を送っていた天地龍之介だが、お爺さんが亡くなってしまい、お爺さんの旧友であり、後見人の中畑氏に会おうとするも、フィリピンへ旅立ってしまっていた。しかたなく、従兄の天地光章のもとに転がりこまざ...

  「超」天才なのに、「超」天然―それが、天地龍之介である。  島でお爺さんとふたりの生活を送っていた天地龍之介だが、お爺さんが亡くなってしまい、お爺さんの旧友であり、後見人の中畑氏に会おうとするも、フィリピンへ旅立ってしまっていた。しかたなく、従兄の天地光章のもとに転がりこまざるを得なくなる。  龍之介と「一時後見人」のような立場に置かれてしまった光章。二人がフィリピンへ四苦八苦しながら行こうとする(その前の旅費を稼ぐ段も含め)も、先々で殺人事件が起きて……。  こういう探偵もいいな、とふと思った。  内容については、普通。ただ、「エデンは月の裏側に」は、拍子抜け。「ああ、そう…」と思ってしまう程。あからさまでもいいから、もう少し原始的に事を運んだほうが、受けは良かったと思うし、自然さは増したと思う。

Posted byブクログ

2011/06/19

面白くないわけではないんだけど、正直物足りない。 龍之介は可愛いと思うし、物理的な推理も面白いけど、 なにか物足りない。 淡々と事件が起きて解決という雰囲気なので、興奮もしないし 犯人が誰なのか考えもする暇もなく、事件が解決するので 続編を読もうという気もあまり湧かない。

Posted byブクログ

2010/11/03

こんなに読みにくい推理小説は久しぶりです。 キャラも好きになれず、推理も科学ネタばかりで、「あ、そうなんだ。」という感じ。 自分には合いませんでした。

Posted byブクログ

2010/01/15

さくさくっとかるーい感覚で読める短編集だけれど、しっかり本格。どちらかといえば私の苦手な物理科学系テイストであるにも関わらず、抵抗感は一切無し。というのは「キャラもの」の良い面が存分に生かされてるということなのかな。 そしてなんといっても。ここの短編のタイトルが良すぎ。語呂とかが...

さくさくっとかるーい感覚で読める短編集だけれど、しっかり本格。どちらかといえば私の苦手な物理科学系テイストであるにも関わらず、抵抗感は一切無し。というのは「キャラもの」の良い面が存分に生かされてるということなのかな。 そしてなんといっても。ここの短編のタイトルが良すぎ。語呂とかがめちゃめちゃに良いっ。妙なところで大感動。

Posted byブクログ

2009/10/07

買ってから長らく放置されていた(いつもの事)んですがもっと早く読めば良かったと思った。 既にシリーズは10作目まで突入しているわけだが不思議とのめり込ませる何かがありますね。 爽やかっていうと変だけどすんなり受け入れて読めてしまうような一定感がこの作品にはあると思います。

Posted byブクログ

2009/10/07

「10円玉を持っていないか」という不思議な言葉を残しクラブ経営者が撲殺された。被害者は麻薬取引の疑惑を持たれていたが、その右手にはなぜか1円硬貨と50円硬貨が握られていた…。小笠原諸島から初めて都会に出てきた純朴で愛すべき天地龍之介は、数々の奇妙な事件に遭遇する。料理コンテストや...

「10円玉を持っていないか」という不思議な言葉を残しクラブ経営者が撲殺された。被害者は麻薬取引の疑惑を持たれていたが、その右手にはなぜか1円硬貨と50円硬貨が握られていた…。小笠原諸島から初めて都会に出てきた純朴で愛すべき天地龍之介は、数々の奇妙な事件に遭遇する。料理コンテストや国際線の機上、はたまたフィリピンの田舎町で…。学究一筋の青春を送ってきた龍之介が、科学者並みの頭脳とちょっとズレた感性で事件の謎に挑戦する。果たしてIQ一九〇の天才推理は。

Posted byブクログ

2009/10/04

「10円玉を持っていないか」という不思議な言葉を残しクラブ経営者 が撲殺された。被害者は麻薬取引の疑惑を持たれていたが、その右手 にはなぜか1円硬貨と50円硬貨が握られていた…。IQ190・天地竜之介 の天才推理は?

Posted byブクログ

2011/10/19

脇役の語り部の突っ込みが冴えわたります。装丁が若々しくてカバーなしで読むのは恥ずかしい。挿絵もちょっと躊躇してしまいます。

Posted byブクログ