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嶋子奇談 の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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シリーズ14作目「し…

シリーズ14作目「しまこ奇談」。今回のキーワードは『神隠し』、テーマは『約束』です。龍村の失われた記憶を探る一方で、天本の夏克服作戦が強制的に行われたり、小一郎が指きり・アロハ・花火に初挑戦するという、楽しさのぎゅっと詰まった一冊です(笑)。

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舞台は丹後半島。6歳…

舞台は丹後半島。6歳の時に神隠しに遭った龍村は、森と敏生と共に祖母の家を訪れ、その時の記憶が戻り始める。/森、敏生、龍村、小一郎。すっかり家族のようになった4人が、久しぶりに田舎に帰って来たという雰囲気で物語は進みます。少年だった龍村を一途に待っていた女に、男らしい潔さを見せる龍...

舞台は丹後半島。6歳の時に神隠しに遭った龍村は、森と敏生と共に祖母の家を訪れ、その時の記憶が戻り始める。/森、敏生、龍村、小一郎。すっかり家族のようになった4人が、久しぶりに田舎に帰って来たという雰囲気で物語は進みます。少年だった龍村を一途に待っていた女に、男らしい潔さを見せる龍村。龍村ファン必見の一冊です。

文庫OFF

2009/10/04

龍村さんの男気と、そんな龍村さんへの天本さんと敏生の想い、そして龍村さんを待ち続けた女の人の想いに思わず涙してしまったこの1冊。 今回の舞台は間人。おばあさんがいるというこの土地に、龍村さんは天本さんと敏生を誘って数十年振りに遊びに来たけれど…。 前半部分は、色々と事件めいたこと...

龍村さんの男気と、そんな龍村さんへの天本さんと敏生の想い、そして龍村さんを待ち続けた女の人の想いに思わず涙してしまったこの1冊。 今回の舞台は間人。おばあさんがいるというこの土地に、龍村さんは天本さんと敏生を誘って数十年振りに遊びに来たけれど…。 前半部分は、色々と事件めいたことはあるけれど、親子みたいな龍村さんと敏生や、兄弟みたいな小一郎と敏生、そして家族みたいな3人の会話が楽しくて面白く、ほっこりした気分になります。 後半部分の龍村さんの想いは本当に泣けて泣けてしょうがなかったです。連載当初から龍村さんのことは大好きでしたが、今回の作品でますます好きになりました。 相変わらず仲の良い天本さんと敏生のラストでの甘くて幸せなシーンも見逃せません。

Posted byブクログ