松下幸之助 夢を育てる の商品レビュー

松下幸之助(著者)

2012/08/19

「青春とは心の若さである
信念と希望にあふれ、勇気にみちて
日に新たな活動をつづけるかぎり
青春は永遠にその人のものである

松下幸之助」

日経の私の履歴書の連載をまとめた本書ですが、まさに経営の神様の自伝。一代で日本を代表するメーカーを築き上げたその手腕はもちろんですが、事業部制や週休二日制の導入など組織の形、後年力を入れられていたPHP出版、奈良の明日香村・京都の霊山の保存など歴史文化への造詣の深さも、いかに高い理念で経営されていたかが分かります。

理念とプライド、今一番必要なことかもしれない。

2012/03/15

本書は、松下電器産業、松下電工の創業者であり、「経営の神様」ともいわれた松下幸之助氏の自伝である。

感じた点
・社会のすべての人々を師表と仰ぎ、大事なお得意と考え、常に礼節を重んじ、謙虚な態度で接すること。

・青春とは心の若さである。信念と希望にあふれ、勇気にみちて　日に新たな活動をつづけるかぎり　青春は永遠にその人のものである。

2011/10/17

無一文から、世界に通ずる企業の創設者。
週休２日制の導入など常に新しいものを取り入れ、最先端にふれてこようとした。
成功しないことを周りのせいにするなと厳しい一面もあるが、成功者としての価値観など参考にするところは非常に大きい。

2011/10/08

初めての海外出張の際、移動用に購入した書籍の再読。日経新聞“私の履歴書”に掲載された内容。生い立ちから松下電器の創業、発展のなかで得られてきた経営観とエピソードが公開されている。個別の言動の理解をさらに深めようとするなら、大変多くの著書が準備されているので、是非そちらもあわせて読んでみるとよい。

2011/09/12

松下幸之助は松下の創設者にして、伝説の経営者。この本は、彼が日本経済新聞の「私の履歴書」に2回に渡って記したものをまとめたもの。

松下幸之助自身は、1989年というから、もう20年以上に亡くなられており、また、上記の「私の履歴書」の連載も、新しいものでも、1976年なので今から35年以上も前に書かれたもの。
それでも、何か今でも通じるものが多いような気がした。

2011/07/02

松下幸之助の四半世紀に渡る話

経済成長期を生きていった経営の神様の思いが淡々と書かれている。

熱海会と呼ばれる全国の支店社長を招いての演説から松下の人を大切にする心が詰まっている。

経営学書としても非常に為になる本。

2011/03/19

経営者の心構えというものを学べた。
・この世の貧さを克服する事が生産者の使命。
・確たる信念を持っている人は、不景気の時ほど儲ける。
・多くの人を経営者として育成し、それを経営に取り込む。
・血の小便が出るまで努力する。
・素直な心で自己観照する。
・常に、「今からが勝負！」という決意がある。
・生涯、社会に対して責任を持つ。
・利益が最終目的ではない。利益とは、企業の社会的使命がどの程度まで実現されているかをはかるバロメーターである。

2010/11/25

この本は経営指南書ではないと感じました。
あくまでも自伝・履歴書でありますが、会社・経済・経営に対する気持ちが随所に込められています。
読んでよかったです。

2010/09/22

PHPの本がずっと気になっていたのが分かった。
長い目と今起きている状況を見れる力。
やっぱり、戦争経験者ってのはすごいんだなぁ。

2012/10/25

'松下幸之助 夢を育てる―私の履歴書' ビジネス本はいろいろ読んできたけど、初の松下幸之助本だったりする。聞いたことあることもチラホラ。熱海会議の話が面白かった。それにしても、小学校中退でその後どう勉強してきたんだろう。 http://amzn.to/dnnlSa