なぜ書きつづけてきたかなぜ沈黙してきたか の商品レビュー
済州島四・三事件の内実を知るには貴重な書。 ひたすら沈黙をしてきた金時鐘の独白にも似た、さまざまな出来事の詳細な語りは、その重さゆえにか、なかなか読み進めるものではない。
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このような対談が生まれることに、時代の移り変わりと未来への希望が見えてくる。しかし、金時鐘氏が、日本政府に「逮捕されうる」存在であるのは、今も変わらない。済州島を書き続けた金石範氏と、済州島を今まで口にしなかった金時鐘氏との対談である。
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