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半七捕物帳 新装版(三) の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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捕物帳の元祖「半七捕…

捕物帳の元祖「半七捕物帳」の第三巻。現代の日本人には馴染みのない言葉も出てくるので、他の書籍で調べながら読むと面白さも倍増すると思う。

文庫OFF

2022/11/23

本巻も14の短編が収められているが、いつもと変わらず読みやすいせいで、とんとん拍子に読了。中でも「松茸」は、丙午生まれを題材にとったものだ。自分も丙午と同学年の早生まれということもあり、前後の学年と比べて生徒数が少ない環境で育ったため、他人事ではなく腑に落ちた。ところで、干支が旧...

本巻も14の短編が収められているが、いつもと変わらず読みやすいせいで、とんとん拍子に読了。中でも「松茸」は、丙午生まれを題材にとったものだ。自分も丙午と同学年の早生まれということもあり、前後の学年と比べて生徒数が少ない環境で育ったため、他人事ではなく腑に落ちた。ところで、干支が旧暦・立春を境にするならば、自分も丙午なのかな~?

Posted byブクログ

2014/09/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

これまでの刊の書評にも書いてますが、やはり自然や町、人々の描写が美しいです。映像抜きで江戸の空気感がここまで出せるのは素晴らしい。 推理小説としては、この刊に収められている短編は「読者が解決するのは難しい」ものが多い印象があります。特に、ちょっと怪談じみたというか、常識を超えた能力を持っているかのような人物が登場する「あま酒売」「海坊主」あたりは、解けというのが無理だろうという感じです。 一方で、これまでの刊には出てこなかった舞台として、外国人が歩き回るようになった時期の横浜が取り上げられていたりして、他とはまた違った面白さのある短編も収められています。これまでの刊と同様、何度も手に取って読み返したくなる作品群かと思います。

Posted byブクログ

2014/09/19

「雪達磨」から「一つ目小僧」まで14編収録。怪談色強し。身投げした女は助けるが男は助けない理由が凄い。いや、皆がそうだとは限らないと思うよ•••。

Posted byブクログ

2010/01/19

3冊目になっても飽きない。 江戸の風俗や半七という人物が分かってきたような気がしておもしろくなってきた。

Posted byブクログ

2009/10/07

ううん・・・江戸風俗は興味深く参考になります。 ただ、江戸のホームズは言いすぎ。推理がなされたって話なので 推理は披露されない・・・。 この方には戯曲や怪奇物を書いて欲しい。

Posted byブクログ

2009/10/04

昔は女でもその仕事によって、男を絞め殺せるほど力が強かったのかなぁ。 今の小説ではなっかなか女が男を素手で絞め殺すなんていう描写はでてこないよね。 本当これが時代物とは思えないほど、すさんだ10代の子供が起こす事件など、現代っぽい。 結局人間ってあまり変わっていないのかな。

Posted byブクログ

2009/10/04

二巻に続き、江戸の夏らしい怪談めいたお話が多く収録されている。 また、この巻は半七老人の体験談だけでなく、老人が伝え聞いた話もあるのだが、その中でも隠密について描いた「旅絵師」が非常に興味深い。 また、江戸の末期も末期なのだろう、「海外」の存在が日本に少しずつ浸透してくる...

二巻に続き、江戸の夏らしい怪談めいたお話が多く収録されている。 また、この巻は半七老人の体験談だけでなく、老人が伝え聞いた話もあるのだが、その中でも隠密について描いた「旅絵師」が非常に興味深い。 また、江戸の末期も末期なのだろう、「海外」の存在が日本に少しずつ浸透してくるのを感じることのできる短編も数編みえる。

Posted byブクログ