デジャ・ビュ の商品レビュー
謎の多い桜井さん。自分はそんな彼女に引き寄せられたひとりです。彼女の感性・世界観と理系・詩的な表現がとても気に入っています。階級社会を絡めたお話。人によっては嫌悪感を抱くかも…。
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桜井亜美先生の本なので過激な話です。 でもそれだけじゃなくて、なんだか本質が楽しい感じ。表面的だけにとらえると下品な本ですが、 じっくり読むとじんとくるところもあります。
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高校の時クラスの子に貸してもらった1冊。 近未来の話なんだけど、終わりが納得いかない。 にしても、桜井亜美の本は 高校生がセックス・薬・援助交際・タバコうにゃうにゃ って設定が多いなぁ。
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夢を追い続ける翼に励まされるとともに、 階級制の持つ不条理さを考えさせられた。 所々痛々しくて見ているのがツライ部分もあったけど、 最後のシ−ンには涙が止まらなかった。 遠くを見つめるだけが夢なんじゃなく。 目を閉じてみると開ける世界があるコトを。
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この人に作品の中でもとっても好きな一作。 この世界観がとても好き。 主人公がぎりぎりのとこでも自分の未来を信じてるとこが魅力的だった。 実際こんな世界は怖くてやだけどねぇ。
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全体的にキレイな作品です。一般的なキレイという表現ではなく、もっともっと深い意味でのキレイさ。設定がSFっぽくて、でも、ありえそうな感じがするところも好き。盲目のピアニストがすごくいい雰囲気を作ってるなぁとも思いました。
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初めて読んだ桜井亜美作品。高一の頃本屋で見つけて背表紙読んで買った気がします。近現代における階級社会がこの物語の基盤で、身分によって生活が全然違う。ランクの高い人は金持ちで、金持ちの子供は良い遺伝子を持って生まれて…、って。なんでも完璧。でも生きることの意志が足りない。あたしはラ...
初めて読んだ桜井亜美作品。高一の頃本屋で見つけて背表紙読んで買った気がします。近現代における階級社会がこの物語の基盤で、身分によって生活が全然違う。ランクの高い人は金持ちで、金持ちの子供は良い遺伝子を持って生まれて…、って。なんでも完璧。でも生きることの意志が足りない。あたしはランクの低い主人公の生活の方が辛そうに思ってしまうけど、実際わからない。いやだな、階級社会。
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読みながら途中で頭が痛くなった本。 階級社会って凄く嫌。 それを呪う主人公は良いけれど それを喜ぶ女は嫌。 結構嫌な気分になって、でも読んでしまった。
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この本(デジャブ)を読んでいて、終始思っていた事が巻末(あとがき対談)になってやっと明らかになりました。もーずっと、思ってましたよ。これ・・・ガタカ?って(ガタカをご存知ない方は一度ご覧あれ〜)あとがき対談で解ったことですが、著者本人がガタカには「かなりインスパイアさせられました...
この本(デジャブ)を読んでいて、終始思っていた事が巻末(あとがき対談)になってやっと明らかになりました。もーずっと、思ってましたよ。これ・・・ガタカ?って(ガタカをご存知ない方は一度ご覧あれ〜)あとがき対談で解ったことですが、著者本人がガタカには「かなりインスパイアさせられました」と言ってした。ふむふむ。と納得したわけです。でもそれって盗作まではいかなくても、なんか罪にはなんないの?とも思ってしまいましたけど。でも、色づけは確かに桜井亜美流。色といえば、亜美嬢の文章にはよく"色"を使った表現が用いられ、それは彼女のデビュー作から最新刊に至る迄、全ての装丁を手掛けている蜷川実花嬢の作風に通じる部分も、少なからずあると私は思います。 色。色が際立っている色。去年の木村伊兵ェ賞(HIROMIXと長島有里枝らと共に)受賞し、今正にメイクユーキラキラな写真をとるフォトグラファーである実花嬢。亜美嬢とはカバーフォトだけでなく、フォトブックとして「French Kiss」や「FIREFLY」のコラボレート作品も出してます。どぞ!
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