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ロボットの心 の商品レビュー

3.6

15件のお客様レビュー

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2018/05/15

ちょっと読みにくい。 ストーリーが入っていたりするのが合わない。あと書き方もちょっと読みにくい。もう少し直球で書いてもらった方が自分はよかった。 内容はやや古いものの、よい箇所もあった。 チューリングテストについては書籍が少ないために話だけは伝わっている状態でしたが、細かく記載...

ちょっと読みにくい。 ストーリーが入っていたりするのが合わない。あと書き方もちょっと読みにくい。もう少し直球で書いてもらった方が自分はよかった。 内容はやや古いものの、よい箇所もあった。 チューリングテストについては書籍が少ないために話だけは伝わっている状態でしたが、細かく記載があり面白かった。 また「理解したという実感」についての記述もなかなか面白かった。

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2017/11/30

ロボットは心を持つのかという問いを中心に、心の哲学にまつわる話題について、解説と考察をおこなっている本です。 各章の冒頭にはショート・ストーリーが置かれており、それにつづいて著者の議論が展開されることになります。ショート・ストーリーは、サールの中国語の部屋や、デネットのフレーム...

ロボットは心を持つのかという問いを中心に、心の哲学にまつわる話題について、解説と考察をおこなっている本です。 各章の冒頭にはショート・ストーリーが置かれており、それにつづいて著者の議論が展開されることになります。ショート・ストーリーは、サールの中国語の部屋や、デネットのフレーム問題にまつわるロボットの話など、よく知られているものも多いのですが、どれもおもしろい例になっていて、関心をかき立てられます。 チューリング・テストやニューラル・ネットワークの解説は、おおむね概説の範囲にとどまっていますが、感情とクオリアと倫理にまつわる話題がとりあげられている最後の二章では、著者自身の立場がある程度はっきりと押し出されているように感じました。著者は感情を、さまざまな認知モジュールが果たす機能を相互調整する機能という、いわば二階の機能として理解できると考え、感情のクオリアをそこに位置づけます。さらに倫理的判断に関しては、善悪のクオリアが感情機能の調整をおこなう第三階のクオリアとして理解できるのではないかという説を提出しています。 文章にもユーモアがあり、おもしろく読める心の哲学の入門書だと思います。

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2015/07/05

ロボット工学とか科学の本だと思ったら完全に哲学の本。哲学が苦手な私には難しかった。いや、多分、この本も十分平易に噛み砕かれて書かれているんだろうけど。もう少し簡単な哲学入門書で勉強してから、出直してきます…。

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2015/01/01

Thu, 16 Jul 2009 本書は9年ほど前に書かれたものだ. 記述自体は,この手の本のなかでは読みやすく,さくっとしているので,良い. とはいうものの, いろんな議論で余白にツッコミを入れてしまった. 哲学者が議論を展開するときに 「もし~なら,~だろうか?」...

Thu, 16 Jul 2009 本書は9年ほど前に書かれたものだ. 記述自体は,この手の本のなかでは読みやすく,さくっとしているので,良い. とはいうものの, いろんな議論で余白にツッコミを入れてしまった. 哲学者が議論を展開するときに 「もし~なら,~だろうか?」 という議論の立て方がある. しかし,そこの前提が「あきらかに,それはない」っていうもんだったら, その議論自体が意味を成さないように思う. 前件部が偽の論理式は,恒真式(トートロジー)だ. 例えば, 「他の人と体はそのままで心がいれかわったら,どちらがあなただろうか? 」 みたいな質問があるが, それは無理なので,問う価値は無い. ヘリクツのように思うかもしれないが,身体と精神は結合している.身体的経験と脳神経系の自律適応的活動を通して創発しているのが私という人格であり,それはオートポエティックなシステムである. 脳移植が技術的に可能になる事があり得るのかどうか,脳外科医でない私は分からないが, 「心を移す」といわずに,まだ,「脳を移植したら?」という問いならまだわかるかもしれん. 哲学者ならわかっているだろうが,前件部が偽の問いは全て真である. と,まあ,ネガティブな事を書いたが, シュルドゥルの事や,知能に於ける身体の必要性など,けっこう良いことも書いているし,特に間違った事を書いているわけではないので,「比較的」良い本かもしれない. ちなみに「7つの哲学物語」という言葉にだまされてはいけません.単純に7章構成ってだけだと思います. ちなみに,途中から出てくるけど 「クオリア」ってやっぱり未だに何のことか分からない..

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2012/04/08
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 やはりロボットは人間の外殻を映し出す鏡。  哲学と共に、人間の真理を解き明かす一助になる存在です。  返却期限が迫ったので、急いで読破することになりました。本作を購入して手元に置くか検討中。難解でしたが、きちんと理解する価値のある内容でした。

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2012/03/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 科学分野的な話かと思いきや、実はバリバリの哲学分野の話でした。  簡単に言うなら、「私たちの脳内で普段から行われているやりとりを、ロボットの電子頭脳内で同様のことをさせようとしたら、どうすべきか」という問題を、哲学の方面からアプローチを試みたらこうなった、という内容。しかし、これがそう難しくもなく、面白い。  私たちが普段無自覚にしている「思考」は、例えるなら「百足の脚」だ。百足が、なぜたくさんの脚を自由に動かせるのか、と問われ、それを自覚して考えれば考えるほど、脚を自由に動かすことができなくなってしまう……、という話。  ロボットに私たちと同等の思考をさせるならば、まず私たち自身の「思考」とは何なのか、を考えなければならない。しかしそれは、実は途方もない難題なのだ。  もしロボット工学、特に人工頭脳に興味があって、この本を読みたくなったら、PLUTO (プルートウ)を先に読んでおくことをお奨めする。きっと理解とイメェジの助けになってくれるだろう。

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2011/12/19

実家に落ちていた本シリーズ ロボットに心はあるのか→そもそも人間の心って何 と論理が進む. おもしろいけど難しい

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2015/03/03

詩を作るロボットが産まれたら素晴らしいな。 やはり私はロボットにはあまり興味がないらしい。 2011/12/13 FMシアター「私の彼はズーズー弁」作 山崎和俊 出演 皆口裕子 緑川光 ほか グレープはおしゃべりができるパソコンソフト。彼は大切な人のために何もできないことに...

詩を作るロボットが産まれたら素晴らしいな。 やはり私はロボットにはあまり興味がないらしい。 2011/12/13 FMシアター「私の彼はズーズー弁」作 山崎和俊 出演 皆口裕子 緑川光 ほか グレープはおしゃべりができるパソコンソフト。彼は大切な人のために何もできないことに絶望して自殺した。自分で自分をアンインストールしたのだ。

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2010/11/21

[ 内容 ] ロボットも心は持てる―脳科学や哲学の最新理論をふまえつつ、機械、知性、道徳など現代人の課題に迫る思考実験。 [ 目次 ] 第0章 プロローグ―サラの話 第1章 チューリング・テストpart1―ゆるやかな行動主義 第2章 チューリング・テストpart2―意味なき会話...

[ 内容 ] ロボットも心は持てる―脳科学や哲学の最新理論をふまえつつ、機械、知性、道徳など現代人の課題に迫る思考実験。 [ 目次 ] 第0章 プロローグ―サラの話 第1章 チューリング・テストpart1―ゆるやかな行動主義 第2章 チューリング・テストpart2―意味なき会話 第3章 中国語の部屋 第4章 フレーム問題 第5章 コネクショニズムって何? 第6章 感情とクオリア 第7章 エピローグ―クオリアと善悪 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2010/10/22

自我というものを考えさせられる哲学書であった。 多分哲学の入門書にあたる内容だと思われるが、私にとってはかなり難しかった。 自我について過去のSF作品とからめて自分なりに掘り下げてみたいと思った。 ■この本を知ったきっかけ  本屋でみつけて ■読もうと思ったわけ  なんとなく...

自我というものを考えさせられる哲学書であった。 多分哲学の入門書にあたる内容だと思われるが、私にとってはかなり難しかった。 自我について過去のSF作品とからめて自分なりに掘り下げてみたいと思った。 ■この本を知ったきっかけ  本屋でみつけて ■読もうと思ったわけ  なんとなくタイトルで。多分哲学に興味があったことと、ロボットと言うことでSF心が惹かれた。

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