月のかがやく夜に の商品レビュー
大人が読む絵本 たくさんのいろんな境遇の方に読んで頂きたい。 そして最初に作者が親が子供に「がん」を伝える為どうすべきかを描いたと書いてある。 (親にとってはいくつになっても子供かもしれないので、ここはある程度物事が理解できる子供という意味も含めて。) 大事な話は大切な相手...
大人が読む絵本 たくさんのいろんな境遇の方に読んで頂きたい。 そして最初に作者が親が子供に「がん」を伝える為どうすべきかを描いたと書いてある。 (親にとってはいくつになっても子供かもしれないので、ここはある程度物事が理解できる子供という意味も含めて。) 大事な話は大切な相手にこそ伝えにくいもの。 それをこの本は優しく、柔らかく月の下でお母さんが子供たちに語りかけていく。 そして語りかけていく中で「がん」がどういう病気でどういう治療があるのかを軽く紹介もしている。 なので、告知を考える人だけでなく。 がん患者本人もその家族も友人も読むべきだと思う。 読む人の立場によって受ける印象や考えは異なるけれど、このお母さんが負けずに明日への希望へ向かってがんばっていることが伝わる絵本。 大切な人がいるからこそ治療に立ち向かうお母さん。 そして頑張ってるお母さんを間近で見守ってるからこそ、必死に今を生きる子供たち。 どちらも大切なこと。 元気な人も弱ってる人も一日を大切にすることがこの絵本から伝わってきました。 あとがき以降は確実に大人向け。 翌日にその部分を読んだので、あまりの絵本との違いに驚いた。 あとがきまでは子供も読めるが、あとがき以降全てを含めて大人の絵本ですね。
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「がん」になったおかあさん(おとうさん)が,こどもたちに,これから起こるかもしれないことについて,わかりやすく,やさしく語りかけられており,親から子どもへのあたたかい愛情も感じられる1 冊。(関)
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