謎亭論処 の商品レビュー
タック&タカチ・シリ…
タック&タカチ・シリーズの短編集。短編だけに荒削りなところもある。もちろんこの本だけでも十分楽しめるものではあるが、タックやタカチの「微妙」な関係とか、ボアン先輩のお話とか、キャラクターに愛着があるほうが面白みが増すのは確か。これを読んで気に入ったら「彼女が死んだ夜」から読み出し...
タック&タカチ・シリーズの短編集。短編だけに荒削りなところもある。もちろんこの本だけでも十分楽しめるものではあるが、タックやタカチの「微妙」な関係とか、ボアン先輩のお話とか、キャラクターに愛着があるほうが面白みが増すのは確か。これを読んで気に入ったら「彼女が死んだ夜」から読み出しては。
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タックシリーズの短篇…
タックシリーズの短篇集です。キャラを立てるような事件が起こります。
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匠千暁の事件簿とある…
匠千暁の事件簿とあるが、どちらかと言えばボアン先輩が主人公。新・麦酒の家の問題は、シリーズのファンには嬉しいおまけだ。
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(収録作品)新・麦酒の家の問題/印字された不幸の手紙の問題/閉じ込められる容疑者の問題/懲りない無礼者の問題/呼び出された婚約者の問題/消えた上履きの問題/盗まれる答案用紙の問題/見知らぬ督促状の問題
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タックシリーズの短編集!短篇なので、割と読みやすくともて面白い。4人の学生卒業後の話などもあって、そういう職につくのかーと思ったりしながら、楽しく読めた。しかし、ミステリー研究会でも無いのに、推定理論が色々出て来て、ぐるぐるするのは、いつもの作者の書き方。他の作品も読みたいです。
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タックシリーズ。8つの短編集。大人というか、卒業後のものもあれば、学生時代のものもあり。ウサコの結婚相手の話もあった。ウサコは心理の院にいて、相手は警察官。しかも別の話でどうもタックがなれそめに関わっているらしい。短編だと長編のようなどろどろ感がなく、純粋に謎解きメインで面白い。いやどろどろ感も嫌いじゃないけど。やっぱでも短編の方が読みやすいな。短編だとタカチがあんまり出てこないような。
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ぐるぐる議論繰り広げて推理していくお馴染みのスタイル、楽しいですねぇ。真相が判ったときにちらりと見え隠れする黒い動機も良い。
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タック&タカチシリーズ短編集 ちょいと無理があるんでないかい、って話が多かった。 新・麦酒の家はなかなか面白かったが、素で犯罪やってんじゃねーよ、ボア、と思った。
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短編集。 時事系列がバラバラになっているのは嫌だなぁ。 チューバのケースに人が入るのかどうか、気になってしょうがない。
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いつものパターンなのだけど、わりあい切れが良くて楽しめた。 意外な結論は、なぜか人間の中にある妙な悪意や作為と結びつく。奇妙な「不幸の手紙」をめぐる話が、僕には一番戦慄を感じた。それは僕が学校の先生と関わりが深いからだろう。 ある種パズルの駒のように人間を扱っているだけ...
いつものパターンなのだけど、わりあい切れが良くて楽しめた。 意外な結論は、なぜか人間の中にある妙な悪意や作為と結びつく。奇妙な「不幸の手紙」をめぐる話が、僕には一番戦慄を感じた。それは僕が学校の先生と関わりが深いからだろう。 ある種パズルの駒のように人間を扱っているだけに、その人間が、気軽に考える「良識」を突き破ってしまう。包丁はおいしい食事を作るのにも人を殺すのにも使えるし、ここで出てくる人間はみんな、そういう意味で包丁として描かれているのだ。 主役4人は、例によってそれぞれ魅力的。タカチが少々控え気味に登場するのが残念だけど、かえっていい感じだ。ボアン君が今回は意外な面を見せてくれておもしろかった。 それにしても、次から次へとよく似たような設定の話を思いつくものだと思う。そろそろ、どしんとした長編が読みたいものだ。 2009/6/20
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