今昔続百鬼 雲 の商品レビュー
京極堂シリーズの番外編。シリーズを刊行順に(なるべく)再読している最中。多々良先生とその相棒的な人が、妖怪と伝説を求めて戦後の日本をふらふらするお話でした。 なかなか読み進めるのに時間がかかってしまったけれど、期間が空いても問題なく読んでいけるあたり、ライトな感じなのかなーって。...
京極堂シリーズの番外編。シリーズを刊行順に(なるべく)再読している最中。多々良先生とその相棒的な人が、妖怪と伝説を求めて戦後の日本をふらふらするお話でした。 なかなか読み進めるのに時間がかかってしまったけれど、期間が空いても問題なく読んでいけるあたり、ライトな感じなのかなーって。なかなかでした。
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再読。 どうにも多々良センセイのアクの強さにいらついて物語が入ってこなかった。 もしかして途中まで京極堂シリーズと関係ないものとして考えられてた?
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京極堂シリーズに一応入るのだろうか。多々良先生と沼上 クンの妖異探訪記、である。彼らは京極堂や榎木津のような 特殊な人間ではない。タダの妖怪バカだ。それが起こす騒動 の顛末記なのだから自然とスラップスティックコメディに なることになる。これはこれでなかなか楽しいモノだった かな。...
京極堂シリーズに一応入るのだろうか。多々良先生と沼上 クンの妖異探訪記、である。彼らは京極堂や榎木津のような 特殊な人間ではない。タダの妖怪バカだ。それが起こす騒動 の顛末記なのだから自然とスラップスティックコメディに なることになる。これはこれでなかなか楽しいモノだった かな。まぁあくまでも長編の間のツマミでしかないとも 言えるのだが。多々良先生今度は山陰にも来てね(笑)。
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短編集の為、それぞれ話に必要な蘊蓄部分がかなりあるので読み進めるのが少し大変で読み切るのに予想以上に日数がかかりました。 黒づくめの例の人が出てきた時、長年読み慣れた人物の口調とは言え過去作はもう数年読んでなかったものの、すごくスラスラ頭に入ってきて読みやすかった。流石拝み屋は...
短編集の為、それぞれ話に必要な蘊蓄部分がかなりあるので読み進めるのが少し大変で読み切るのに予想以上に日数がかかりました。 黒づくめの例の人が出てきた時、長年読み慣れた人物の口調とは言え過去作はもう数年読んでなかったものの、すごくスラスラ頭に入ってきて読みやすかった。流石拝み屋は違うんだなと改めて知った。
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多々良勝五郎という在野の自称妖怪研究家が、地方にフィールドワーク中に妖怪と思いきや、めっちゃ人間が関わった殺人事件に巻き込まれる中編が3つ収録されていました。 最後の即身仏の山形のお話には、京極堂さんも出てきました。 例によって、京極ワールドは登場人物が共通してくるわけだね。 ...
多々良勝五郎という在野の自称妖怪研究家が、地方にフィールドワーク中に妖怪と思いきや、めっちゃ人間が関わった殺人事件に巻き込まれる中編が3つ収録されていました。 最後の即身仏の山形のお話には、京極堂さんも出てきました。 例によって、京極ワールドは登場人物が共通してくるわけだね。 ネタは面白いし、妖怪好きがそそられるうんちく話もいろいろ出てくるんだけど…。 どうもメインキャラクターである多々良さんのデブで生産性がなくインテリのかけらも感じられない自己中心的な性格に魅力がなく、我が家としては、あまり楽しめなかったです。 突出しているのはお腹とゴタゴタに遭遇してもしぶとく生きながらえる運くらいで、なんだかユルすぎるんだよね。 愛嬌もないし、キモさも中途半端…。 これなら容姿端麗・頭脳明晰な変人探偵が主人公のほうがいいなぁ…。 それか、最後の話に出てきた解剖マニアの里村医師が主人公とかさ。
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この本だけは百鬼夜行シリーズの中でまだ1回しか読んでいませんでした。理由は単純で大好きな関口くんが登場しないから、それだけです。 再読して、やっぱり面白いなぁと思います。妖怪の話、京極さんが書くお話のほとんどに出てきているけど、その妖怪は初めて知るものが多かったです。そう思う...
この本だけは百鬼夜行シリーズの中でまだ1回しか読んでいませんでした。理由は単純で大好きな関口くんが登場しないから、それだけです。 再読して、やっぱり面白いなぁと思います。妖怪の話、京極さんが書くお話のほとんどに出てきているけど、その妖怪は初めて知るものが多かったです。そう思うと妖怪というものに大変興味が湧きました。少し勉強してみようと思います。興味があること、仕事に役立つことではないけど、興味があることを勉強するのは楽しいですね。人生最高の娯楽です。 楽しんで生きたいいきたいですね。
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多々良センセイと沼上さんが日本各地(といっても割と近場)の伝説や言い伝えを探訪し、妖怪旅日記…となるのかと思いきや、現実の事件に巻き込まれ、しかし妖怪のおかげ(?)で事件を解決する…というか、勝手に犯人が勘違いして自滅、という結果になるミステリなような妖怪の謎追求なような不思議な小説です。説明しにくいな…。でも最後の話にはあの黒づくめの方も出てきますし、好きな方には大変楽しめる一冊。
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榎木津とは違ったぶっ飛びを見せるセンセイこと妖怪研究家 多々良勝五郎と助手の沼上蓮次の珍道中の話。 沼上視点で書かれているのでセンセイの珍行動、珍発言に周りの人がイラついていないかとはらはらした。 巷説や京極堂シリーズと違って、センセイに事件を解く気は全くなく、センセイが「妖怪」...
榎木津とは違ったぶっ飛びを見せるセンセイこと妖怪研究家 多々良勝五郎と助手の沼上蓮次の珍道中の話。 沼上視点で書かれているのでセンセイの珍行動、珍発言に周りの人がイラついていないかとはらはらした。 巷説や京極堂シリーズと違って、センセイに事件を解く気は全くなく、センセイが「妖怪」について発見したことを聞いているうちに犯人が自供してしまう、なんとなくもやっとした印象の一冊。しかし、センセイの鳥山石燕作 「画図百鬼夜行」で発見した隠された意味の講釈は実に面白い。
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講談社ノベルスの犬のキャラクターがなつかしい。 昔ひろおじちゃんの家にあったなあ… でも縦長だし慣れないから読みづらいや。やっぱり普通の文庫がいい。 時代もいつもの江戸がいい。
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