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沈黙者 の商品レビュー

3

12件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

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  3. 3つ

    4

  4. 2つ

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2020/03/15

面白い!!と思ったのにここでは評価が低いのですね。 あいつが沈黙者だろ…と思って読み進めてまんまとミスリードにひっかかりました。

Posted byブクログ

2018/02/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

評判悪いみたいですが、かなり面白かったです。予想も裏切られ、スッキリ。騙されないように図を書いたりしたけどそれでもだめだった(笑) ただ、沈黙者なぜ万引きをしたのか、吉岡弘が「やり残したことがある」と一度家を出るのがよくわからなかった。

Posted byブクログ

2012/11/18

 埼玉県久喜市。昔からの地主として有名な田沼家で、当主の竜之介とその妻、そして息子夫婦4人が何者かに惨殺されているのが発見された。そして10日後、田沼家から直線距離にして約1キロという距離にある吉岡家でも老夫婦が同じように残忍な手口で殺されているのが発見され、どうやらこの2軒の殺...

 埼玉県久喜市。昔からの地主として有名な田沼家で、当主の竜之介とその妻、そして息子夫婦4人が何者かに惨殺されているのが発見された。そして10日後、田沼家から直線距離にして約1キロという距離にある吉岡家でも老夫婦が同じように残忍な手口で殺されているのが発見され、どうやらこの2軒の殺人は同時期に行われたものだということがわかった。警察は、田沼家の生き残りで姿をくらませている竜之介の孫・田沼省平が怪しいと睨むが、17歳で未成年のため捜査段階で名前を公表するわけにもいかず難航を極める。しかし実はこの事件の真相は・・・。これは、ノンフィクションライターの五十嵐友也が、この惨殺事件ともう一つのある裁判のつながりを取材し、真相をまとめた一冊の本の記録である。  久喜市の惨殺事件と、そして万引きという軽犯罪にも関わらず最後まで決して自分の名前を明かさなかった”沈黙者”の事件とが交互に綴られていく。○○トリックが使われるのは間違いないという思いから、最初から匂わされている「田沼省平=沈黙者」というのだけは無い、という前提で読み進めた(苦笑)。結果はやっぱり予想通り違ったわけだけれど、その真相だと沈黙をそこまで貫いたり、犯行におよぶ動機があまりにも弱すぎないだろうか。ただ○○○○○○○○・・(^^;どう考えても何年も服役して傍にいない方が悲しむだろうし、理由も隠し通せるものではないと思うのだが。トリックありきの作品になってしまって説得力が無い。著者の作品の中では構図は割りとシンプルで、わかりやすく読みやすい方だったんだけどなぁ。

Posted byブクログ

2012/04/22

万引きで掴まり、身元を明らかにしないまま懲役刑となった沈黙者と、2家惨殺事件の話。当然この沈黙者が、事件に大いに関係するんだろうと。当然沈黙する理由は、相当なモンなんだろうと思ってたが、意外な結末に。特に後者は。 わりと先が気になる展開。刑務所怖い。

Posted byブクログ

2011/11/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2002年度週刊文春ミステリーベスト4位。何か引っ張ったわりに結末はイマイチというか。そんなにすぐ復讐しようと思うかな。殺人ってそんな簡単にできるの?テンションがあがってしまうのか?でもこういう書き方はこの作者の独壇場だよな。

Posted byブクログ

2011/07/15

うまい。 沈黙者のストーリーと殺人事件を巧く絡めて読み手を混乱に陥れる。展開はある程度読み進めるうちに想像はできるが納得の面白さ。

Posted byブクログ

2015/10/04

何故か折原さんの本は文章に突っ掛かって、いつも読みにくかったのだけれど、比較的スムーズに読めた。 けれどなんだか後半ざっくり。まあ、犯人はそんな感じだろうな、というところに落ち着く。 「私」の目線が何となく気持ち悪い気がする(笑)

Posted byブクログ

2010/01/13

二つの殺人事件と 些細な事件で逮捕されながら、 一貫して氏名を語ろうとしない「沈黙者」の話を交互に描いた作品。 ある程度構成のトリックは予想できたが それも楽しめた。 しかし結末があっけない。 沈黙者の犯した犯罪や沈黙の理由ももちょっと何か欲しかった。 【図書館・初読・1/1...

二つの殺人事件と 些細な事件で逮捕されながら、 一貫して氏名を語ろうとしない「沈黙者」の話を交互に描いた作品。 ある程度構成のトリックは予想できたが それも楽しめた。 しかし結末があっけない。 沈黙者の犯した犯罪や沈黙の理由ももちょっと何か欲しかった。 【図書館・初読・1/13読了】

Posted byブクログ

2010/01/10

犯罪で捕まった少年。 何故か一言も話すことはない。 全く話さないまま、警察→検察→裁判まで行ってしまう。 なぜ何も話さないのか。誰かを守っているのか。 そして、それに平行して描かれる殺人事件。 少年は関係してるのか。 まぁそんなお話しです・・・・・が、そこは氏の作品の通り 東野...

犯罪で捕まった少年。 何故か一言も話すことはない。 全く話さないまま、警察→検察→裁判まで行ってしまう。 なぜ何も話さないのか。誰かを守っているのか。 そして、それに平行して描かれる殺人事件。 少年は関係してるのか。 まぁそんなお話しです・・・・・が、そこは氏の作品の通り 東野圭吾さんとは違って、全くストレートではない。 文章自体がトリックという「叙述もの」という部類。 そこには完全に徹底して、氏らしさがにじみ出ています。 人を分けますが、ちょっとこの作品は痛いかなぁ。 終わるのどんでん返しが結構痛い。 氏の作品は大好きだけど、これはちょっと。 あまりお勧めは出来ないと思う。

Posted byブクログ

2009/12/29

一筋縄じゃいかないはず、と勘繰って勘繰って……だけどやっぱりやられた(笑)。でもわりにシンプルかも。 感想……これはネタばらしちゃうからパス。ただ、犯人は分かる。ていうか、他にいない。けれど……やっぱりひとひねりあるわけで。そのへん、折原作品のいくつかを読んだ人には分かってもらえ...

一筋縄じゃいかないはず、と勘繰って勘繰って……だけどやっぱりやられた(笑)。でもわりにシンプルかも。 感想……これはネタばらしちゃうからパス。ただ、犯人は分かる。ていうか、他にいない。けれど……やっぱりひとひねりあるわけで。そのへん、折原作品のいくつかを読んだ人には分かってもらえるかと。 だけど……そろそろ無理ない? このタイトル。「沈黙者」という言葉はあるのか?

Posted byブクログ