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日本の異端文学 の商品レビュー

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『大菩薩峠』や団鬼六…

『大菩薩峠』や団鬼六、三角寛など、「異端」の文学に着目したユニークな本です。

文庫OFF

2017/09/26

序章  異端文学とは何か 第一章 「異端文学」の時代 第二章 「人外」の文学世界 ――中井英夫 第三章 「肉体」の時代   ――山田風太郎 第四章 「人外魔境」の物語 ――小栗虫太郎 第五章 野獣死すべし ――橘外男と日影丈吉 第六章 禁忌の物語  ――国枝史郎と三角寛 第七章 ...

序章  異端文学とは何か 第一章 「異端文学」の時代 第二章 「人外」の文学世界 ――中井英夫 第三章 「肉体」の時代   ――山田風太郎 第四章 「人外魔境」の物語 ――小栗虫太郎 第五章 野獣死すべし ――橘外男と日影丈吉 第六章 禁忌の物語  ――国枝史郎と三角寛 第七章 山から谷へ、谷から山へ ――『大菩薩峠』 第八章 姉の愛・妹の恋 ――渡辺温と尾崎翠 第九章 ポルノとSM

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2011/12/13

作者が「異端」文学を愛していることはよくわかった。そういう点で楽しい。どっしりした文学論を期待しても、ライトなサブカルチャー論を期待してもなんか違うって感じがしそう。

Posted byブクログ

2011/01/01

「異端文学」の時代 「人外」の文学世界ー中井秀夫 「肉体」の時代ー山田風太郎 「人外魔境」の物語ー小栗虫太郎 野獣死すべしー橘外男と日影丈吉 禁忌の物語ー国枝史郎と三角寛 山から山へ、谷から谷へー『大菩薩峠』 姉の愛・妹の恋ー渡辺温と尾崎翠 ポルノとSM 日陰の文学についての考...

「異端文学」の時代 「人外」の文学世界ー中井秀夫 「肉体」の時代ー山田風太郎 「人外魔境」の物語ー小栗虫太郎 野獣死すべしー橘外男と日影丈吉 禁忌の物語ー国枝史郎と三角寛 山から山へ、谷から谷へー『大菩薩峠』 姉の愛・妹の恋ー渡辺温と尾崎翠 ポルノとSM 日陰の文学についての考察

Posted byブクログ

2014/10/26

[ 内容 ] 「異端文学とは何か」という問いは、では、日本に「正統的な文学」があるのかという問いにつながる。 「異端文学」とは、文学それ自身(の有用性や社会的評価)を白眼視する文学である。 文学なんてそれほどのものかよ、という罰あたりな言葉を呟く「文学」の中の異端児である。 本書...

[ 内容 ] 「異端文学とは何か」という問いは、では、日本に「正統的な文学」があるのかという問いにつながる。 「異端文学」とは、文学それ自身(の有用性や社会的評価)を白眼視する文学である。 文学なんてそれほどのものかよ、という罰あたりな言葉を呟く「文学」の中の異端児である。 本書は一九六〇年代から七〇年代にかけての「異端文学」ブームを社会史的、文学史的に整理し、渋沢龍彦、中井英夫、山田風太郎、小栗虫太郎、橘外男、国枝史郎、三角寛、中里介山『大菩薩峠』、渡辺温、尾崎翠、石塚喜久三、団鬼六等を読み解く。 [ 目次 ] 序章 異端文学とは何か 第1章 「異端文学」の時代 第2章 「人外」の文学世界―中井英夫 第3章 「肉体」の時代―山田風太郎 第4章 「人外魔境」の物語―小栗虫太郎 第5章 野獣死すべし―橘外男と日影丈吉 第6章 禁忌の物語―国枝史郎と三角寛 第7章 山から谷へ、谷から山へ―『大菩薩峠』 第8章 姉の愛・妹の恋―渡辺温と尾崎翠 第9章 ポルノとSM [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ