完全なる経営 の商品レビュー
マズローの自己実現は自分らしさを利己的にそしてそれが利他になる、そこに至る過程では学びが必要で厳しい時もあるだろう、しかし、そこからシナジーを目指すことが必要。 今変化が激しく、その変化のスピードが早い時代だからこそ、改めて、自分の使命を見つめて組織化を考えます。すべてのことにあ...
マズローの自己実現は自分らしさを利己的にそしてそれが利他になる、そこに至る過程では学びが必要で厳しい時もあるだろう、しかし、そこからシナジーを目指すことが必要。 今変化が激しく、その変化のスピードが早い時代だからこそ、改めて、自分の使命を見つめて組織化を考えます。すべてのことにありがとう。
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いい本って読みながら、あの事に通ずるなとか、あの人に読ませたいとか、伝えたいってなる。 かなりのボリュームだったけど、気付かされることが多かった。
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マズローの造語であるユーサイキアン経営は、社員が自己実現できる職場を提供する経営です。まさに今流行のウェルビーイング経営ですね。 本書は、構造化を嫌った書き方になっています。本のために書かれた原稿ではなく手記をもとに出版したのがその理由だそうですが、マズローの本は全てこんな感じ...
マズローの造語であるユーサイキアン経営は、社員が自己実現できる職場を提供する経営です。まさに今流行のウェルビーイング経営ですね。 本書は、構造化を嫌った書き方になっています。本のために書かれた原稿ではなく手記をもとに出版したのがその理由だそうですが、マズローの本は全てこんな感じです。 問題意識が無ければ、「わかりづらい」の一言でしょう。もし、自己実現に対する仕事や職業、経営に関心があるなら、本書から知識を得るのではなく本書をきっかけにして自己実現できる職場の実現を目指してみませんか。
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「それでは貴方が仕事を通して叶えたい自己実現を教えて下さい。」と聞かれた時、私達はどのように答えるだろう。 〝仕事を通じての自己実現は、自己を追求しその充足を果たすことであると同時に、真の自我とも言うべき無我に達することでもある。〟(マズロー) マズローのいう、仕事...
「それでは貴方が仕事を通して叶えたい自己実現を教えて下さい。」と聞かれた時、私達はどのように答えるだろう。 〝仕事を通じての自己実現は、自己を追求しその充足を果たすことであると同時に、真の自我とも言うべき無我に達することでもある。〟(マズロー) マズローのいう、仕事を通じての自己実現とは「仕事という外の世界と私という内の世界が一体化する」という事である。 仕事の社会的価値を見出し、その価値を自己に取り入れれた時、その人は社会的価値を内包した価値ある自分になるのである。 「まず隗より始めよ」という言葉がある。 他人の仕事にケチをつける事に専念するのではなく、自分の仕事にはどの様な社会的価値があるのか、今一度考える必要がある。 そして、その価値に共感し、自分の内に取り入れて、無意識に仕事を行える。 きっとその時、自己実現を果たしている人と言えるのだろう。
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アブラハムマズロー 著 『完全なる経営』 ティール組織なる言葉がない時代、 1965年初版。 マズローの五段階は有名。 しかし、読了することで、 1.経営者 2.リーダ 3.メンバー それぞれの果たす役割が見えます。
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”<読書メモ> ・マズローの業績の中でも特筆すべきことは、欲求階層説を確立したことであろう。人間は自己実現を望むものだというのが、マズローの信念であった。そして、人間の可能性は甚だしく過小評価されており、十分に解明されていないと考えたのである。(監訳者まえがき p40) ・この上...
”<読書メモ> ・マズローの業績の中でも特筆すべきことは、欲求階層説を確立したことであろう。人間は自己実現を望むものだというのが、マズローの信念であった。そして、人間の可能性は甚だしく過小評価されており、十分に解明されていないと考えたのである。(監訳者まえがき p40) ・この上ない安らぎを得たいのであれば、音楽家は曲を作り、画家は絵を描き、詩人は詩を詠む必要がある。人間は自分がそうありうる状態を目指さずにはいられないのだ。こうした欲求を自己実現の欲求と呼ぶことができよう……。それは自己充足への欲求、すなわち自己の可能性を顕在化させようという欲求、なりうる自己になろうとする欲求である。(p4) ・eupsychology=eu[よい]+psychology[心理学]という言葉で、マズローは身体だけでなく精神的な人間を扱う分野を表した。マズローの目指す経営管理は、精神的健康を目指す管理という意味で、eupsychian management と呼ばれているし、序文にあるとおり、それが本書のもとの書名だった。(p68) ・尊敬(他者から)の欲求と自尊の欲求を明確に区別することが重要である。(p83) ・最高の管理者は、自分が管理する労働者の健康を増進する。その方法は二通りある。一つは、労働者のもつ安全の欲求、所属の欲求、身内や個人的な知り合いと親密な関係を築きたいという欲求、名声を求める欲求、自尊の欲求といった基本的な欲求を満足させること。もう一つは、メタ動機づけ、すなわち真、善、美、正義、完全性、規律などに対するメタ欲求を満足させることである。つまり、もともと労働者が充分高いレベルにあれば、進歩的な経営管理は基本的欲求の充足とメタ欲求の充足という二通りの方法によって、労働者の健康を増進することができるのである。(p135) ・このように、重視すべきは人間そのものであり、人間の奥深いパーソナリティの副産物としての行動である。進歩的な経営管理と監督方法の効力を確認するには、工場内での行動や製品の質・量を見るだけでは不十分であり、むしろ、上述の副産物を検証する必要がある、と私が考えるようになったのは、こうした理由身体。 ※欲求階層説については以前書いたブログ記事を参照 http://hiroc.dreamlog.jp/archives/2380263.html”
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教科書的な断片の知識として知ったつもりになっていたマズローの考えに触れられる良書。 小宮先生おすすめシリーズ。 あとがきを読んで初めて知ったが、この方の著書は箇条書き的な書き方が多いようです。 たしかに読んでいて、箇条書き的なイメージを覚えました。 でも、随所に考えさせられたり、...
教科書的な断片の知識として知ったつもりになっていたマズローの考えに触れられる良書。 小宮先生おすすめシリーズ。 あとがきを読んで初めて知ったが、この方の著書は箇条書き的な書き方が多いようです。 たしかに読んでいて、箇条書き的なイメージを覚えました。 でも、随所に考えさせられたり、納得の出来るところがあり、いつか再読してみたいと思いました。 ピラミッドを書いて分った気にならずに済みそうです。
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欲求階層説で有名なマズローが経営について語った手記をまとめた著作でもともと1965年の初版が再発掘され、編集されたもののようである。構成としても手記を中心にまとめられているため、まとまりがなかったり、難解な部分も見受けられ、個人的には全体としての理解がうまくできなかった。 印象的だったのはマズローがドラッカーらの経営管理原則が過度に一般化されており、適用すべき人間を限定していない、と批判していることだ。マズローは進歩的経営管理の方針として数々の仮定を設けている。いくつか重要なものをあげると、 ・人間は信頼できるもの ・権威主義的な支配・被支配の関係は存在しない ・シナジーがある(ひとりの利益は全体の利益となる、全体の利益はひとりの利益でもある) ・諸個人が十分に(心理的に)健康で、組織もしかり これらはマズローの理想とした、自己実現者で構成された文化ともいえる。私の勝手な解釈だが、企業の各個人が互いに尊重されており、共通の目標を持ち、柔軟にリーダシップをとったり協調できるような風土が確立されているような状況を指すのではないかと思う。今でこそ、業績主義の目標管理に偏らず行動や価値観を評価に含める人事が強調されているが、当時このような理屈が展開されていたことは驚きである。 マズローはどのようにしたらよいかについて最後に「健康心理学的なものを目指す活動、つまり管理者を含む全社員の成長を促進する活動を第九の副社長に管理させるのが望ましい」、「広範囲にわたる哲学的・心理学的・心理療法的・教育的訓練が中心」とだけ言及している。言ってみれば従業員のものの考え方を変えるための教育を様々なアプローチで行うということなのだろうか。
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「この上ない安らぎを得たいのであれば、音楽家は曲を作り、画家は絵を描き、詩人は詩を詠む必要がある。人間は自分がそうありうる状態を目指さずにはいられないのだ。こうした欲求を自己実現の欲求と呼ぶことができよう・・・・・・。それは自己実現への欲求、すなわち自己の可能性を顕在化させようという欲求、なりうる自己になろうとする欲求である。」
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マズローの経営の本。そのまんまだけど。僕はこの本を読んで、教育心理学=学齢期に関する心理的側面の研究で、産業心理学=壮年期(学齢期も含む)に関する心理的側面の研究という考え方で理解できることを知りました(間違ってるかも)。うーん、そう考えると、産業心理学って、もっと脚光を浴びても...
マズローの経営の本。そのまんまだけど。僕はこの本を読んで、教育心理学=学齢期に関する心理的側面の研究で、産業心理学=壮年期(学齢期も含む)に関する心理的側面の研究という考え方で理解できることを知りました(間違ってるかも)。うーん、そう考えると、産業心理学って、もっと脚光を浴びてもいいんじゃないか?
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