魔法の夜 の商品レビュー
フランスの歌手、ドミニクマルシャンがこの物語を歌にしているようだ。 この物語は、なによりも友情を願う、すべての大人や子どもたちに捧げられているそうだ。 とてもシンプルだけど、暖かい。そんな作品でした。
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凍てつくクリスマスの夜、あてもなく歩く一人の老人。彼には家がなく、人々は老人が通り過ぎるのを見送るだけ。雪が、はらはらと、彼の白い髭につもっていく・・・。彼の足跡を追って、小さな犬がついてきた。犬の首輪には金色の星が輝いていた。「おや、どこから来たんだい?」「お前もひとりなのかい...
凍てつくクリスマスの夜、あてもなく歩く一人の老人。彼には家がなく、人々は老人が通り過ぎるのを見送るだけ。雪が、はらはらと、彼の白い髭につもっていく・・・。彼の足跡を追って、小さな犬がついてきた。犬の首輪には金色の星が輝いていた。「おや、どこから来たんだい?」「お前もひとりなのかい?」老人は、犬とパンを分けあって、子どもの頃から知っている物語を語り、歌をうたってあげました・・・。 老人と子犬の心あたたまる友情物語のエンディングでは、静かな感動シーンの高まりに、思わず溜め息がもれます。
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アルブレヒト・ルスラーの絵がやさしくて。。。。 魔法使いは、老人の一番大切な者になるために魔法を捨てます。 いとも簡単に。
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クリスマスの夜、帰る家のないおじいさんの後ろを小さな白い犬がついてくる。 なんにもないながらもおじいさんは白犬に親切に優しく接した。 すると白犬は実は魔法使いであり、望みを叶えてくれるという。 おじいさんは「ともだちの犬がほしかった、一緒にいてほしい」という。 魔法使いは長く考えた後、魔法使いの証であるような光る星の首輪を外し、おじいさんの友達として寄り添い生きる。 ※クリスマスの小さな小さな、そしてとても神 聖なお話 読み終わり、なんともいえない気持ちになる。 魔法使いに犬でいることを選択させるおじいさんはちょっと嫌だなあとも思ったのだけれど、きっと冬の厳しい寒さとクリスマスであることがおじさんをいつもより寂しくさせていたのだろうと想像できるし、孤独を癒せる存在がほしいというのもわからないではない。 色んな気持ちが生じて混じるお話だなあ
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幼稚園のお泊り会の夜、先生が子供達に読んで下さった、とっておきの本。 ラストの決断のシーンでは子供達は本当に驚いて、「どうして?」と考え込む子もいたそうです。 美しい絵、そして簡潔な文章。 だからこそ、余計な説明に惑わされることなく、幼いこころが物語の奥底にあるものに辿り着く。 そんな本だと思います。
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犬が魔法使いだというのは彼の言葉からしか分からない。どれだけの力があったのかが具体的に示されていないから、魔法の力を捨てるという決心がどれほどのものかがいまひとつ説得力を持たない気がする。大人はそこを想像して補えるが、絵本として子どもに提示する場合は、そこの具体的な描写が欲しい。
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クリスマスの夜、ひとりぼっちのおじいさんとひとりぼっちの犬 犬は実は魔法使いで、親切のお礼に何か願いをかなえてあげると言ったら、「犬のともだちがほしい」と言われたので 魔法の首輪をはずす ってお話 みじかい あんまりクリスマス関係ないかな
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クリスマスにちなんでの購入。 おじいさん・月・犬・・・出会い。 亡くしたばかりの愛犬との関係に似ていて シンクロしてしまいました。 犬とのつながりは すべて"魔法" なのかもしれない。
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泣けます!暖かーい気持ちになれる本です!絵も優しくてほんわかなれます。ストーブの前でココアでも飲みながら読みたい本です。
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