影法師夢幻 の商品レビュー

米村圭伍(著者)

2014/03/06

大阪夏の陣で豊臣は滅びたが、亡なくなったはずの秀頼は実は影武者。秀頼は真田幸村の残した手紙によって、兵庫鞆の浦から鹿児島に逃れた。忠臣の勇魚大五郎は秀頼を追って鹿児島へ。影武者・真田家・忍者たちの歴史上の人物を使って空想物語を広げてゆく。最初はたわいも無いと思っていたが、徐々に米村圭伍の空想世界に引き込まれてゆく。ユーモアもあって面白かった。

2012/02/17

他の小説との絡みがあって面白いのだが，秀頼の末裔が誰だか・真田大介の末裔が誰だか・勇魚大五郎の末裔が誰だか・・・判らなくなってしまう。本の奥付の著者のプロフィール・・早稲田大学経済学部と書いてあるが，そんな学部はないよ。政治経済学部経済学科を省略したの？？

2009/10/04

出だしの時代も違うし、出版社も違うため、いつものシリーズとは違うのかなと思ったけど、最終的にはいつものシリーズに落ち着いて面白かったですね。特にお仙のその後が読めて個人的には大満足でした。