世界をだました男 の商品レビュー

フランクアバネイル(著者),スタンレディング(著者),佐々田雅子(訳者)

騙すためには、猛勉強…

[文庫ＯＦＦ]

騙すためには、猛勉強している。徹底してやることにすごさを感じます。本当に面白いです。

１６歳から詐欺師の著…

[文庫ＯＦＦ]

１６歳から詐欺師の著者。自尊心高く、偽りだらけの恋人・友人関係を楽しみ、砂上の楼閣に快楽や幸福を見出す。天性の詐欺師というのは超楽観的で度胸があるものなのだろう。それにしても、知能の高さ、記憶力、洞察力や行動力には驚いた。ハッタリの凄さも心臓に毛が生えているとしか思えない。

詐欺師をしている男が…

[文庫ＯＦＦ]

詐欺師をしている男が主人公の話です。映画でもありますよ!!

2023/05/06

第79回アワヒニビブリオバトル「24時間耐久ビブリオバトル@オンライン」第13ゲームで紹介された本です。オンライン開催。
2021.09.18

2019/07/12

実話を基にしているからしょうがないかもしれないけど、中盤から後半にかけての盛り上がりに欠けているのが残念。
この作品に関しては、映画の方がエンターテイメントに徹していて面白いと思う。

2019/07/02

実在の詐欺師が、自らの半生と華麗なる？詐欺テクニックを綴った本。

呆れるほど大胆、見とれるほど鮮やかな手口の遍歴には、犯罪ということを忘れて読み入ってしまう。

逮捕された後の、フランスでの服役生活が極めて過酷で陰惨で、「オレは絶対、詐欺は働くまい・・・」と思った。

2017/04/21

現代のように情報を共有し管理される前の時代とはいえ騙しっぷりは大したもん。
周りにいる人達も人のいいこと。のんびりとした古き良き時代感が滲み出ている。
頭もよければ度胸もある、いわゆる天才なんだろうな。

英語特有の言い回しの翻訳が気になるが内容がすべて興味深いので一気読み。

2016/06/20

老け顔の若い詐欺師がパイロットや医者、大学講師になりすまして、世界各国でぼろ儲けする話(実話)。
ひと昔前にレオナルド・ディカプリオ主演で映画化されていますが、映画の方は見てない。

だいぶ前に買って積読してたんですが、すごく面白かったです。

主人公のフランク・アバネイル(作者本人)は、詐欺のために勉強したり、警察に捕まってもめげずに詐欺を繰り返したりする努力家。
といってもくそまじめなわけじゃなく、女好きなナンパ男で、大人と司法をなめくさっている。
動機も内容も不純ですが、やりたい人生を満喫している感じが凄かったです。
犯罪者の手記にしてはやたらとコミカルで、気楽に読めました。

詐欺づくめだった青年時代の後、彼は詐欺で学んだことを生かしたまともな仕事で、現在も成功しているらしい。
現在68歳らしいですが、FBIからも信頼されているという話……すごい人、とてつもない人生です。

2016/05/10

映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』をこの間観たので、本人が書いた自伝を読む。

映画と比べると、詐欺の裏側がよく書かれていて（当たり前だけど）フランスの獄中の悲惨な話も読める。
映画ではそのへんはさらっとしていて、父親との関係を前面に押し出していて、同情的になる。
設定が多々異なっていた。

どちらも共通するのは、16歳から詐欺を働き始め、それは偽りのために孤独であったこと。そして、若くから大人の世界を歩いたため、21歳ですでに半生生きたような疲れ模様。

比べるものじゃないかもしれないけど、映画の方が好き。

2014/06/18

　まだ世界が電子化されておらず、指紋チェックなども無かった時代とは言え、16才が組織の後ろ盾もなしにこれだけの詐欺を働いていたということが信じられない。すげーな。
　映画化されてるって言うけど、されるよね。うん。
　そしてフィクションだと思うだろうね。