乞食の子 の商品レビュー
よくもここまで頑張り努力できたものだと感動し、考えさせられた。恥辱とののしり、時に泥にまみれ糞尿にまみれた生活を生ききり、不運逆境をバネとし、深い家族愛とたくましい精神力で苦難を生き抜き、学ぶことを喜びとし精進し、自らの手で幸福をつかみとったのだ。人間の尊厳を生きることを読んだす...
よくもここまで頑張り努力できたものだと感動し、考えさせられた。恥辱とののしり、時に泥にまみれ糞尿にまみれた生活を生ききり、不運逆境をバネとし、深い家族愛とたくましい精神力で苦難を生き抜き、学ぶことを喜びとし精進し、自らの手で幸福をつかみとったのだ。人間の尊厳を生きることを読んだすべての人に深く考えさせることだろう。 読み終わって背筋がつい伸びてしまった。
Posted by
今の日本では障がい者や貧困者に対する差別はほぼ見受けられない。この著者は私と10年そこらしか違わないが、この事実は衝撃的だった。しかし幼少期を思い起こせば、近い境遇もあったように思われる。
Posted by
東進さんの、人生は過酷過ぎます。 ちょっと、ありえないくらいの展開です。 自伝本としては、おそらく、最も世の中の不条理を味わっている人が 書いた内容です。 お姉さんが女郎に売られて、そのお姉さんを弄んだ人達の話しを 直接、耳にした時の、気分、、、、それも、お姉さんあ、東進さんの...
東進さんの、人生は過酷過ぎます。 ちょっと、ありえないくらいの展開です。 自伝本としては、おそらく、最も世の中の不条理を味わっている人が 書いた内容です。 お姉さんが女郎に売られて、そのお姉さんを弄んだ人達の話しを 直接、耳にした時の、気分、、、、それも、お姉さんあ、東進さんの 学費を捻出するために、お父さんに売られた、、、、。 この本を読むと、どのような環境でも、人は這い上がれるとわかります。 ただ、そんな過酷な環境は、なければ、ないほうがいいです。 また、人は、教育で変えることが出来る、仕事によって、社会との繋がりを持つことが出来る、 以上のことも、東進さんが、私たちに教えてくれます。 この自伝は、大成功して、お金持ちになった人の話ではありません。 しかし、そういった話しよりも、より、インパクトがある内容になっています。
Posted by
日本でも、1950年頃は、街角に立つ傷痍軍人、乞食とよばれる人がいたのだろうと思う。 胸の痛む著書。
Posted by
- 1