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ヴァイオリン・愛はひるまない の商品レビュー

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2011/08/18
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メキシコといえば、灼熱の太陽。 黒沼ユリ子といえばバイオリン。 表紙だけで、すべてを物語っているようだ。 なぜ、黒沼ユリ子が8歳からしかバイオリンを習わなかったかの説明から始まる。 世界的に通用する人が、どのような思いを持っているかがわかる。 メキシコでどのような活動をしたかがわかる。 この本と、「メキシコの我が家へようこそ」と「メキシコからの手紙」を読むと、黒沼ユリ子の活動が3次元でわかるような気がする。 音楽家として成功した人だから書いた言葉に説得力がある。 音楽と文化の関わり方の一つを示しているかもしれない。

Posted byブクログ