いきはよいよいかえりはこわい の商品レビュー
その部屋に入ったもの…
その部屋に入ったものは誰しもが娼婦になってしまう――かつて殺人事件があった部屋を格安で借りることになった由紀恵。犯人は掴まっているから多少のことなら気にしない、という気持ちだったけれど、やっぱり友人の八重にも同居してもらうことになった。けれど、その部屋で暮らしだしてから八重の行動...
その部屋に入ったものは誰しもが娼婦になってしまう――かつて殺人事件があった部屋を格安で借りることになった由紀恵。犯人は掴まっているから多少のことなら気にしない、という気持ちだったけれど、やっぱり友人の八重にも同居してもらうことになった。けれど、その部屋で暮らしだしてから八重の行動は次第に娼婦のそれへと様変わりしていく。 ホラーという枠組みの中で綺麗に纏まった作品だと思いました。やっぱ愛の力は偉大ですね。
文庫OFF
2001年の鎌田敏夫作品。 青春ドラマのシナリオライター出身の鎌田敏夫氏らしい、青春ドラマ+怪談、という感じの小説。 怪談部分は、1997年の東電OL殺人事件を元にしていて、東電OL殺人事件を鎌田氏がオカルト的に推理した結果を小説化したという感じで、殺された女性が住んでいた事件...
2001年の鎌田敏夫作品。 青春ドラマのシナリオライター出身の鎌田敏夫氏らしい、青春ドラマ+怪談、という感じの小説。 怪談部分は、1997年の東電OL殺人事件を元にしていて、東電OL殺人事件を鎌田氏がオカルト的に推理した結果を小説化したという感じで、殺された女性が住んでいた事件現場に引っ越したことから始まり、円山町のラブホテル街の歴史へと推理が及んでいく様子には、心掴まれました。 ただ、出来上がりが、恋愛ドラマ的なので、ホラー作品としては、物足りなさはありました。
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由紀恵と言う女の人が格安のマンションに引越す。その部屋は殺人事件があったら部屋で曰く付きの部屋だった。読みやすいホラー小説。
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