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罠から逃げたい の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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またしてもスタンリー…

またしてもスタンリーに殺人容疑の濡れ衣が・・・。天才的不運の持ち主ひかえめ探偵が罠から逃げまわるスタンリー・ヘイスティングズシリーズ12作目。どこまでも不運です。

文庫OFF

2017/11/16

出ました。待望のヘイスティングシリーズ。ついに12巻。先日、パズルレディーという新シリーズでちょっと失望したホールさんですが、今後もこのシリーズは、ゆっくりで良いですから出し続けていただきたいですね。 この人の小説というか、このシリーズの特徴なのか、話のすすめ方に独特のリズムが...

出ました。待望のヘイスティングシリーズ。ついに12巻。先日、パズルレディーという新シリーズでちょっと失望したホールさんですが、今後もこのシリーズは、ゆっくりで良いですから出し続けていただきたいですね。 この人の小説というか、このシリーズの特徴なのか、話のすすめ方に独特のリズムが有ります。読んでいると”来るぞ・・・来るぞ・・・来た〜〜〜(ニヤリ)”。悪く言えばマンネリなんですが、私にとっては質の高い落語を聞いている様なもので、次の展開が見えていながら(あるいは見えていればこそ)それを期待し、うまく落ちるとそれが非常に楽しいのです。 回りの登場人物も良いんですよね。皮肉屋の殺人課刑事のマコーリフ。雇い主で滅茶苦茶エネルギッシュな弁護士リチャード。主人公を信用してるんだか、してないんだか、ちっとも分からない奥さんのアリス。そしてもちろんいつもドツボの主人公ヘイスティング。考えてみればこれも落語の”熊さん、八っつぁん”に近いんですね。

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2015/07/25

毎度おなじみのスタンリー・ヘイスティングス最新作。 相変わらずどじでひっかかりやすくお人よしなスタンリー。今回はかなりピンチ。何故なら殺人事件の容疑者になってしまうからだ。しかも3件もの。 「私立探偵」としてのスタンリーを尋ねてきた投資会社重役の、「誰かに足元をすくわれそう...

毎度おなじみのスタンリー・ヘイスティングス最新作。 相変わらずどじでひっかかりやすくお人よしなスタンリー。今回はかなりピンチ。何故なら殺人事件の容疑者になってしまうからだ。しかも3件もの。 「私立探偵」としてのスタンリーを尋ねてきた投資会社重役の、「誰かに足元をすくわれそうなんです」という科白がこの物語(いやドタバタ?)を全て言い表している。 とても「私立探偵」とは思えないほどお人よしでいい人のスタンリーが、いかに罠にはめられていき、いかにもがき、いかにして脱出するか。そしてその罠とはいったい誰が誰にしかけたものだったのか。 世話焼きのマコーリフ刑事とリチャード弁護士と妻アリスに助けられながら、馬鹿にされながら、最後には問題の答えをズバリ見つけるスタンリーのドタバタぶりを、ご覧ください。

Posted byブクログ

2009/10/04

何年ぶりかに読んだ、スタンリー・ヘイスティングズシリーズ。 控えめ探偵のスタンリーだ。 ごく最近に、この著者の「パズルレディの名推理」を読んだ。 もちろん面白かったのだが、 なにか物足りなさを感じていた。 意図してなのか自分の感じ方だけなのかはわからないが、 作品の中を流れるテン...

何年ぶりかに読んだ、スタンリー・ヘイスティングズシリーズ。 控えめ探偵のスタンリーだ。 ごく最近に、この著者の「パズルレディの名推理」を読んだ。 もちろん面白かったのだが、 なにか物足りなさを感じていた。 意図してなのか自分の感じ方だけなのかはわからないが、 作品の中を流れるテンポが違う。 違うシリーズだから当たり前なのかもしれないが。 とにかく自分はスタンリーシリーズが大好きだ。 今回も満載にドジっぷり、ぼんくらぶりを見せてくれた。 マコーリフ部長刑事と"迷友"だったために、 捜査担当部長刑事にやたらと目をつけられ なんでもかんでもスタンリーのせいにされた。 山ほど罠を仕掛けられた・・・ ように見えたが。 最後のどんでん返しは本当に快感だった。 次の作品が楽しみだ。

Posted byブクログ

2009/10/04

スタンリーシリーズ、最初の頃はスタンリーが全然事件解決してなかったけど、この頃にはもうスタンリーが解決するのですね。

Posted byブクログ