クリティーク国際関係学 の商品レビュー

関下稔(編者),永田秀樹(編者),中川涼司(編者)

2011/05/06

国際関係学は、複雑、多岐にわたる現実の世界を多元的、多重的、多面的に考察し、それをひとつの総体として政治、経済、法律、社会、文化などの諸部面の入り組んだ国際関係を聖女だったものとして説明する新しい学際的な学問として登場してきた。
国際関係学は多数の個別学問を総合させた学際的な性格をもったものであり、優れて今日的な学問であるだが、それは生成過程にあるこの学問の弱点や未熟さにもつながっている。

2009/10/04

国際関係学の入門書。
非常に軽く、易しく書かれているので理解しやすく、国際関係学のさまざまなテーマに接することができる。

ただ、国際関係学はもともと非常に範囲が広いために、この一冊で多くをカバーするのは難しい。自分の専門知識を得るためというよりも、専門外の知識に接するという気持ちで読むのがいいと思う。

この本を読むと、世界で起こっているいろいろな出来事が少しだけよくわかるようになると思う。