証言・臨死体験 の商品レビュー
まぁ日本人って臨死体験では三途の川ってほとんど見るみたいだけど、やっぱり生活と密接に川があるからなのかな? 死ぬ時わかると思うけど。
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多くの臨死体験者の証言をまとめた本。ほとんどの人が、臨死体験を生と死の狭間に言った体験だと考え、死が怖くなくなったと言っている。一人だけ異色の人がいた。完全に死後の世界はないと考えている人で、臨死体験は消える瞬間の体験なのだと捉えている。
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臨死体験は人の煩悩と死への恐怖を無くすらしい。煩悩まみれで生きることに執着し苦しんでいる方にはおすすめの体験だろう。とはいっても誰でも経験できるものではない。臨死体験とはそれほど稀有なものである。すすんで体験したいとは思えない。
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死に関する本は身内が命の期限の宣告を受けてから色々と読んだ。 その中で、自分自身が死ぬこともさほど怖くなくなる本。 ただ、死にゆく人に私なりの言葉で「怖くないですよ」と伝えることは、生きていく側からは伝えにくく、この本について語れずじまいだった。 死はやはりタブーだ。でも、あ...
死に関する本は身内が命の期限の宣告を受けてから色々と読んだ。 その中で、自分自身が死ぬこともさほど怖くなくなる本。 ただ、死にゆく人に私なりの言葉で「怖くないですよ」と伝えることは、生きていく側からは伝えにくく、この本について語れずじまいだった。 死はやはりタブーだ。でも、あえてその領域に踏み込んで、何か超常現象的にではない方でまとめてくれた日本人(海外のだと、やはり宗教的要素が入るので)がいてよかった。 ここでインタビューされている方々、今はどうされているのだろう。 お元気な方もおられるだろうけど、亡くなられた方もいるだろう。
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本書は「はじめに」という導入部兼まとめと「体験談」(著者インタビューによる)の二部になっている。 一部でいきなり結論が書かれているのは「臨死体験」(上下)が既に出ている為と思う。 「本質的に不可知な問題を深く思い患うのは賢くない」 立花先生にいわれると何故か安心。 二部は実...
本書は「はじめに」という導入部兼まとめと「体験談」(著者インタビューによる)の二部になっている。 一部でいきなり結論が書かれているのは「臨死体験」(上下)が既に出ている為と思う。 「本質的に不可知な問題を深く思い患うのは賢くない」 立花先生にいわれると何故か安心。 二部は実は読んでいるとすぐ眠くなり寝落ちしてしまい読み終わらない。 諦めて睡眠剤代わりにすることにした。
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久しぶりに立花隆氏の著作を読んだ。 やはり,立花氏の文章はきれいで,読みやすい。 臨死体験という,ともすればオカルティックで眉唾物と思われがちな素材だが,体験者へのインタビューを通して,できるだけ客観的に,著者の価値判断を加えずに的確に描出していく様は,さすがである。 さて,私...
久しぶりに立花隆氏の著作を読んだ。 やはり,立花氏の文章はきれいで,読みやすい。 臨死体験という,ともすればオカルティックで眉唾物と思われがちな素材だが,体験者へのインタビューを通して,できるだけ客観的に,著者の価値判断を加えずに的確に描出していく様は,さすがである。 さて,私がこの本を手に取ったのは,木内鶴彦著『生き方は星空が教えてくれる』を読み,木内氏が20代の頃に経験した臨死体験の記述を読んだことがきっかけだ。木内氏の個人的な臨死体験の内容をもっと知りたいと思っていた折に,立花氏の『証言・臨死体験』に木内氏の臨死体験が紹介されていることを知り,購入したのである。 本書には,当然であるが木内氏以外の臨死体験が多く紹介されている。そしてそれらを読む内に,思いがけず臨死体験全般に興味を持つようになってしまった。本書が,著者の主観が可能な限り排された叙述スタイルとなっていることが大きい。肯定も否定もせず,体験者が経験した主観的な事実を,客観的に伝える黒子に立花氏が徹しているから,ぐいぐい引き込まれてしまうのである。 もし臨死体験に関心を持つ人がいたら,この本をお薦めしたい。 予断を排して,臨死体験を追体験できる。 科学的か非科学的かという次元を超えて,臨死体験という事実が存在することを,まずはおさえるのに最適な著作である。
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同著者の”臨死体験”を著作時にインタビューをした比較的著名人(といっても、何らかの形で世に名前が出ているという感じ。世代的にもよく知らない方が多い)の体験談集。どの体験者もかなり理性的に自身の体験を分析しており、興味深い。先に出版された”臨死体験”と合わせて読むべきかな。
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臨死体験者へのインタビュー集。解説等はなし。みな状況は異なるのに、臨死体験中に見た光景や生還後の感想が似ている。外国でも水は出てくるのかな。自死から生還した人にも聞いてみたい。
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急性アルコール中毒まで出てる。意識を失ったときに見ている夢の中であるパターンを持っているものを臨死体験って呼んでいるだけでは?
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臨死体験をした人々への証言インタビュー。 決してオカルティスティックではなく、冷静に臨死体験の詳細を聞き取っている。そこにはリアリティがあり、死について、考えさせられる。人間の存在の不思議には頭を垂れるばかりだ。
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