日本サッカーの未来世紀 の商品レビュー
『サッカーの世紀』よ…
『サッカーの世紀』よりも詳しい内容です。
文庫OFF
今や当たり前の様にワールドカップへ出場する日本代表の、苦しみの時代。何をしていても、努力と過ちと屈辱は成長と裏表の関係なのかもしれない。
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冒頭はオレンジボウルの奇跡から始まり、そこまでの過程を振り返る。 1980年から。 僕が1歳の冬だ。 当時のテレビも雑誌も放送、記事にしていない頃の話がしっかりかかれている。 シンガポールやタイ、ニュージーランドにインドネシア、フィリピンとの試合(負けが多い上にフル代表ではない)...
冒頭はオレンジボウルの奇跡から始まり、そこまでの過程を振り返る。 1980年から。 僕が1歳の冬だ。 当時のテレビも雑誌も放送、記事にしていない頃の話がしっかりかかれている。 シンガポールやタイ、ニュージーランドにインドネシア、フィリピンとの試合(負けが多い上にフル代表ではない)も、当時の日本代表も興味深い。 ひとつ残念なのは文章が読み辛い事だ。 時系列の前後や例えはいいのだが、その挿入位置や接続詞の選び方により、読んでいてたびたび数行戻って読み直す事があった。 〜だった。のように文章がぶつ切れで流れも抑揚も無く、きっと当時の日本代表のサッカーもこのようなプレーだったと思う。 サッカーの歴史には詳しいが戦術的な掘り下げもあまりない(当時の日本代表に掘り下げる点も無いと思うが)ので、歴史の教科書として読むのが正解だと思われる。 作者は後藤健康生。
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