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スローなブギにしてくれ の商品レビュー

3.9

15件のお客様レビュー

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退廃的なまでにドライ…

退廃的なまでにドライな若者達の生き様を描いた短編。同タイトル角川映画の原作だけどラストは違うよ。かっこいい!

文庫OFF

2024/03/12

還暦を迎えるオヤジに勧められて読んだ。 ええ格好しいな父さんらしい、ハードボイルドな男たちで溢れていた。 スローなブギを聞いて、海に出たくなった。

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2023/09/29

片岡義男に出会ったきっかけの本 この本の世界と描く人間たちに惹き寄せられて すっっかり片岡義男さんの虜です 猫!

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2023/09/03

 ちょっと前に片岡義男さんの最近の書き下ろしエッセイ集「僕は珈琲」を読んだのですが、その独特の感性が気になって、彼の往年の代表作を読んでみようと思い立ちました。  1975年に雑誌「野生時代」で発表されたとのことなので、もう50年近く前の作品です。  本書は、表題作をはじめとして...

 ちょっと前に片岡義男さんの最近の書き下ろしエッセイ集「僕は珈琲」を読んだのですが、その独特の感性が気になって、彼の往年の代表作を読んでみようと思い立ちました。  1975年に雑誌「野生時代」で発表されたとのことなので、もう50年近く前の作品です。  本書は、表題作をはじめとして計5編を集めた短編集ですが、どの作品にも、街々の情景描写、男女のキャラクタ設定、オートバイ、たばこ、ファッションといった小道具類に、当時の時代が色濃く映し出されています。

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2021/10/21

 今、読み返したいのは、大藪春彦と片岡義男。  中学生のころから読み始め、20代のころまで良く読んでいた、いわば、青春の風景の中にあった文庫本の両雄だ。  朝日新聞の語り下ろしコラム連載に片岡義男さんが登場しており、自身がDJを務めていたラジオ番組『気まぐれ飛行船』の話もされて...

 今、読み返したいのは、大藪春彦と片岡義男。  中学生のころから読み始め、20代のころまで良く読んでいた、いわば、青春の風景の中にあった文庫本の両雄だ。  朝日新聞の語り下ろしコラム連載に片岡義男さんが登場しており、自身がDJを務めていたラジオ番組『気まぐれ飛行船』の話もされていた。14年間続いた番組の4~5年を、僕も聴いていた。深夜の放送時間で、たいがいサントリーホワイトを飲みながらだった記憶がある。そんな片岡義男さんの代表作でもある、『スローなブギにしてくれ』が文庫本で刊行されていた。  久しぶりに読んでみると、描かれる文章を透かして見えるのは僕の青春だ。とはいえ、風呂なしの板橋区蓮根『喜代花荘』が舞台では、たかが知れているけどね。 ~大藪春彦作品も読みたいな~

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2019/09/13

短篇集『スローなブギにしてくれ』と『マーマレードの朝』を再編集した短篇集です。強い男と弱い女、不器用な二人の物語です(「マーマレード…」だけは逆)。著者もあとがきで言っているけど、読み切りのコミックのような作品で、情景が目に浮かんで、まるでアニメを見ているような感じがしますよ。 ...

短篇集『スローなブギにしてくれ』と『マーマレードの朝』を再編集した短篇集です。強い男と弱い女、不器用な二人の物語です(「マーマレード…」だけは逆)。著者もあとがきで言っているけど、読み切りのコミックのような作品で、情景が目に浮かんで、まるでアニメを見ているような感じがしますよ。 スローなブギにしてくれ モンスター・ライド ハートブレイクなんて、へっちゃら マーマレードの朝 さしむかいラブソング

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2016/08/04

短編集。どれも男と女の物語。なんかおしゃれ。表題作の「スローなブギにしてくれ」では最後の「スローなブギしてくれ」というセリフにいろんな意味がこもっているように思える。これからの世界を静かに受け入れているような感じがした。

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2016/06/25

再読物が続く。 片岡義男はハードボイルド(文体)なんだよな。 タイトル作より「ハートブレイクなんて、へっちゃら」が好み。 主人公が七里ガ浜のバーで飲んでいたビールはシュリッツでした。ながらくバドワイザーだと思っていた。

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2015/07/23

1日1話ずつ読んで、愉しんだ全5日間。生活のなかで食後のシャーベットみたいに、カリフォルニアの口のなかで落とし前をつけてくれるようだった。

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2014/09/19

何年かぶりに片岡義男詰め段ボール開けた。ーヘッドライトを消すと夜明けが来て、いよいよ朝のどんづまり。わかってない奴らは、これを「青春」と呼ぶ。70年代 の若者の閉塞感、倦怠感を描いた青春小説。表題作ほか4編収録。改めて読むと女の子がメンヘラ気味だったw収録作の中で、モーターサイク...

何年かぶりに片岡義男詰め段ボール開けた。ーヘッドライトを消すと夜明けが来て、いよいよ朝のどんづまり。わかってない奴らは、これを「青春」と呼ぶ。70年代 の若者の閉塞感、倦怠感を描いた青春小説。表題作ほか4編収録。改めて読むと女の子がメンヘラ気味だったw収録作の中で、モーターサイクルクラブの元リーダー の葬儀に何百台ものバイクが集まる「モンスター・ライド」が浮いている。これが最も著者らしくて好きだ。表題作や「青春の荒野ってやつ」は饒舌で•••まで書いて、再出版で収録作が変わったことを知る。うっそ。

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