ジャンク・フィクション・ワールド の商品レビュー
今更カルチャーにハイもサブもクソもないと捉えてる俺ちゃんだけど、本書はその辺りを更に掘り下げた、SF、ファンタジー、スリラーといったジャンル小説の決まりごとや背景といったものに迫る良書。 キングとクーンツの違いにはじまり、ドラッグやシリアルキラーなどの暗部がアメリカのフィクショ...
今更カルチャーにハイもサブもクソもないと捉えてる俺ちゃんだけど、本書はその辺りを更に掘り下げた、SF、ファンタジー、スリラーといったジャンル小説の決まりごとや背景といったものに迫る良書。 キングとクーンツの違いにはじまり、ドラッグやシリアルキラーなどの暗部がアメリカのフィクションにいかなる好影響を及ぼしたかなんかにも触れてるのが良い。 基本的に、大衆小説における各ジャンルのお約束については本書が俺ちゃんのスタンダード。 履修登録の際参考書として指定されており「典型的な、自著を売りたがる阿漕な教授か」とか思ってたけどw、今思えばかなりデカい収穫のあった一冊。
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SFやホラー、ミステリ、ロマンスといった、いわゆるジャンル小説の評論本。 評論とは言っても、エッセイに近く、読みやすい。 恥ずかしながら、初めてジャンル小説の定義を知った。 冒頭に出て来る、古典、ベストセラー、ジャンル小説の表が笑える。 読者が真面目な小説に与えるのは名声、ベスト...
SFやホラー、ミステリ、ロマンスといった、いわゆるジャンル小説の評論本。 評論とは言っても、エッセイに近く、読みやすい。 恥ずかしながら、初めてジャンル小説の定義を知った。 冒頭に出て来る、古典、ベストセラー、ジャンル小説の表が笑える。 読者が真面目な小説に与えるのは名声、ベストセラーには金、そして、ジャンル小説には愛(笑)。 やはり、愛だよ、愛。
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