読書からはじまる の商品レビュー
便利になって、時間がどんどん節約されてきた。ところが、一生の時間の方はどんどんと長くなった。 本を読む時間はあるのだけどない。 本はいつでもそこにあるのに。 スマホ触ったり、の時間が一番無駄だと知っているのに、この感想もスマホだし。 図書館の返却期限。 一度延長するも、他の本...
便利になって、時間がどんどん節約されてきた。ところが、一生の時間の方はどんどんと長くなった。 本を読む時間はあるのだけどない。 本はいつでもそこにあるのに。 スマホ触ったり、の時間が一番無駄だと知っているのに、この感想もスマホだし。 図書館の返却期限。 一度延長するも、他の本から読んでるうちに 再び返却期限。 またいつか。
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著者、長田弘さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。 長田 弘(おさだ ひろし、1939年11月10日 - 2015年5月3日)は、日本の詩人、児童文学作家、文芸評論家、翻訳家、随筆家。 2015年5月3日、胆管癌のため東京都杉並区の自宅で死...
著者、長田弘さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。 長田 弘(おさだ ひろし、1939年11月10日 - 2015年5月3日)は、日本の詩人、児童文学作家、文芸評論家、翻訳家、随筆家。 2015年5月3日、胆管癌のため東京都杉並区の自宅で死去。75歳没。死去前日まで仕事を続けていたという。 で、今回手にした、『読書からはじまる』。 この本の内容は、次のとおり。(コピペです) 「読まない本」にゆたかさがある。「たくさん読む」が正解ではない。「一生忘れない」なんて嘘?最も長く、最も深く人類と共に在り続けてきた「本」というメディアは、私たちの想像よりもずっと優しく、あらゆることを許してくれる友人だ。本はあなたを孤独にしない。読書が苦手、活字に疲れた―そんな本音にもあたたかに寄り添う、「人間」を楽しむ至高のエッセイ。 この本の目次 1 本はもう一人の友人 2 読書のための椅子 3 言葉を結ぶもの 4 子どもの本のちから 5 共通の大切な記憶 6 今、求められること 7 読書する生き物 8 失いたくない言葉
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テンポよく進められなかった。 人々が本を読まない時代に、人々の間に失われるのは友人を見つける能力。確かにね
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本とは何か、がわかる本。 人生を確かなものに近づけてくれる友人である。 印象に残った言葉 ●同じマフラーでも人によって巻き方が違うのと同じで、自分の言葉をどう結ぶか。 ●人の有りようにとって重要なことが書かれてきたのは本。 ●本を開く、閉じるは人生と同じ。生き方と同じ。 ●他人...
本とは何か、がわかる本。 人生を確かなものに近づけてくれる友人である。 印象に残った言葉 ●同じマフラーでも人によって巻き方が違うのと同じで、自分の言葉をどう結ぶか。 ●人の有りようにとって重要なことが書かれてきたのは本。 ●本を開く、閉じるは人生と同じ。生き方と同じ。 ●他人に勝つための勉強ではなく、自分を確かにするための勉強が必要。 ●読書の核は努力、情報の核は享受。 ●読書は個別的な時間を作り出し、情報は平等なじかんを分け合う ●心の中に失いたくないもの、言葉の蓄え場所を作り出すのが読書 ●人の不確かな人生に読書がもたらすものは存在であり、また存在の痕跡である
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図書館新年福袋企画「読書の効果」に同封されていた一冊。出会えてよかった。さすが長田氏、日本語が綺麗で本を読むことについて多方面から表す。 本の文化を成り立たせてきたのは、忘れるちから。 忘れるが故、再読できる。忘却との戦い方でもあれば、必要な言葉を自分にとりもどす方法でもある。...
図書館新年福袋企画「読書の効果」に同封されていた一冊。出会えてよかった。さすが長田氏、日本語が綺麗で本を読むことについて多方面から表す。 本の文化を成り立たせてきたのは、忘れるちから。 忘れるが故、再読できる。忘却との戦い方でもあれば、必要な言葉を自分にとりもどす方法でもある。 読書のための椅子。ジョージナカシマ、ラウンジチェア ←すごく欲しくなった! 本を読むためのハードウェア、そのための時間や場所をつくる 「私でなければいけないものは何か」これからの難問、と2001年に仰られている… ☆言葉というのは、言葉の使い方の問題。自分がどう使うか、その言葉のなかに自分をどう表してゆくか、それができるか、できないか、これからは社会のいちばん重要な錘となってゆくようになるのではないかと思うのです。 子どもの本は、大人になってゆくために必要な本のことだというのが、わたしの考えです 子どもの本になくてはならない3つ 1. 古くて歳とったもの 2. 小さいもの 3. 大切なもの 何度も読み返したい一冊だと思った。
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図書館の大切さにも触れていた本。本は一回読んだら忘れてしまうことがあるが、忘れたら再読したらいい。そのためにも図書館が存在している。図書館愛好家の私としては嬉しい言葉である。 子供の本を大人が読むことの大切さ。私は子供に読み聞かせをしていて、偉人伝を読みたくなるが、図書館では...
図書館の大切さにも触れていた本。本は一回読んだら忘れてしまうことがあるが、忘れたら再読したらいい。そのためにも図書館が存在している。図書館愛好家の私としては嬉しい言葉である。 子供の本を大人が読むことの大切さ。私は子供に読み聞かせをしていて、偉人伝を読みたくなるが、図書館では子供のコーナーにしか置いていない。私は子供がいるから子供のコーナーにも入れるが、大人一人ではなかなか入りづらいと著者。確かにそう思う。 著者は詩人なので、最後の方の文は詩や作品から多く引用されていて読書の必要性がよくわかった。いい本だった。 (図書館)
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最近読んだ本の中でもかなりお勧めの度合いが高い本。著者である長田(おさだ)さんは私の一押しの詩人。 言葉についてのエッセイを200頁、書いています。 この本、買おうかしら。 -------- 言葉というのは、とどのつまりその人の生き方の流儀であり、マナーです。言葉をゆたかにす...
最近読んだ本の中でもかなりお勧めの度合いが高い本。著者である長田(おさだ)さんは私の一押しの詩人。 言葉についてのエッセイを200頁、書いています。 この本、買おうかしら。 -------- 言葉というのは、とどのつまりその人の生き方の流儀であり、マナーです。言葉をゆたかにするというのは、自分の言葉をちゃんともつことができるようになるということです。自分のでない言葉に、流行の言葉や借用の言葉に、けっして自分を傾けてしまわない。どんなにおカネをもっていても、おカネで買えないものが、言葉です。人間の持ち物のなかでも、言葉だけは、赤ん坊が言葉を覚えてゆくときのようにただただ学ぶのでなければ手に入らないのです。
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8年前に読んで再読中です。「自分の心のなかに失いたくない言葉の蓄え場所を作り出すのが,読書です」 自分が引いた線と、書き込みを読み直しながら,再読の楽しいさを味わっております。
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●本という考え方。 ●いい本は、いい時間がある本。 ●本は友人 ●本は、読まなければ、進まない。 ●再読できるのが、本のもっているちから。 →再読は、忘却とのたたかいであり、必要な言葉を自分 に取り戻す方法。 ●感受力・・だれかに教えてもらって、育つものでは...
●本という考え方。 ●いい本は、いい時間がある本。 ●本は友人 ●本は、読まなければ、進まない。 ●再読できるのが、本のもっているちから。 →再読は、忘却とのたたかいであり、必要な言葉を自分 に取り戻す方法。 ●感受力・・だれかに教えてもらって、育つものではない 自分で、自分の心の器に水をやって育てるしかない。 ●読書というのは、実をいうと、本を読む事ではない。 読書というのは、みずから言葉と付き合うことをいう。
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とある試験問題で使われていました そのときから気になって仕方なかった一冊 読書観の見直しにぴったりです 難しい表現などはなく比較的容易に読み進められます なぜかとてつもない共感を感じました
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