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日本のこころの教育 の商品レビュー

4.4

28件のお客様レビュー

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2024/08/29

日本人は自国の事を知らな過ぎる、むしろ過去の戦争における軍国主義を日本のネガティブな象徴と捉えてきた辺りから、自国のプライドや、さげすみを謙虚さと履き違えていたのでは、と自戒の念を込めて考えさせられた。プレゼン、人を惹きつける話し方としても参考になった。

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2024/01/10

こんにちは、の意味も さようなら、の意味も知らなかった。 そして日本の国旗のことも。 中黒という白地に黒い線のある国旗に なりそうだったなんて。 日の丸でほんとによかった。 無知だなぁ〜自分。 もう一度ちゃんと読み直そう

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2022/08/13

高校生に向けて話をされた講演の記録。子供向けなので言葉はわかりやすい。 読んでいくと、少し主観的な主張が強いように感じる。もう少し客観性があると納得できると思うが、大人になって読むとなかなか素直に心に入ってこない部分もある。 子供に読ませるのも面白いと思うが、形よりも感じるの...

高校生に向けて話をされた講演の記録。子供向けなので言葉はわかりやすい。 読んでいくと、少し主観的な主張が強いように感じる。もう少し客観性があると納得できると思うが、大人になって読むとなかなか素直に心に入ってこない部分もある。 子供に読ませるのも面白いと思うが、形よりも感じるので、ある程度は自分で考える力を持った高校生以上が良いだろう。 納得できるかどうかは別としても、日本人としてどう生きるかと言う著者の主張は興味深い。

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2021/08/26

高校生向けの講演を書き起こしたものなので、言葉も平易で読みやすい。 自分達の国、文化に誇りを持ちつつ、相手のことも学び、尊重できるようになりたいと感じた。

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2024/01/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【Amazon紹介文】 「日本はなぜ『日本』というのか?日本の国旗はなぜ『日の丸』なのか?」 年間1千万人超が海外に出かけるなど、「国際化」が進んでいる日本人。 しかし、海外で外国人から冒頭のような質問を受けたとき、正しく答えられる人がいったいどれだけいるだろうか? 同様に、ふだん何気なく使っている「お父さん」「お母さん」という言葉が、もともとどのような意味を持っているのかということを知る人は少ないに違いない。 著者はかつて、神奈川県の有名私立高校の国語の教師だった。 当時の「外人」校長から、「『さようなら』の意味は?」と問われて、「はた?」と窮してしまう。 その意味を確かめることができたのは、10数年後のことだったという。 このように、日本人であるがゆえに、日本的なるものの根源について、かえってその本来の意味や成り立ちに無自覚なままであることは多い。 そして、そこに込められた意味や成り立ちが、どれほど感動的なことであるか……。 本書に出合えた読者は、日本人として誠に幸運であったといえよう。 本書は、東洋思想家として日本の伝統文化に造詣の深い著者が、「日本のこころの教育」の演題で、岩手県花巻市の私立花巻東高校の全校生徒を対象に行った講演をもとに構成したもの。 2時間近い講演の間、生徒たちは私語一つ交わさず聞き入っていたという。 その感動を伝える生徒たちの感想文も収録している。 ※2002.6.28読書開始  2002.6.29読了  2011.11.5売却済み

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2019/08/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

花巻東高校で著者が講演したものを 文字に起こした。 さようなら こんにちは の意味なんて、しらなかったなあ。 恥ずかしい。 ①生きる いき・る 息・る 呼吸がずーっと続いている状態 ②日本 日の本 太陽の恵みに感謝して、太陽のように丸く、 明るく、元気に、豊かに生きる。これが日本人。 ③国旗の意味を知り、その国の理解を深める。 フィリピン 金の太陽が左側に バングラデシュ 緑の地に赤の丸 日本に一番似ている アメリカ 星条旗 イギリス ユニオンジャック ドイツ 中国 韓国 韓国の中心の丸 周りの線の意味 天・火・地・水 知らなんだ~ 白地に黒一文字にならなくてよかったなあ ありがとう徳川斉昭(なりあき) ④君が代 鎌倉時代に生まれた 原歌(もとうた)は平安時代の 女性の愛する男性への恋のうた。 愛する人のいのちがいつまでも長く続きますように・・ これは、つぎからうたい方が変わってしまいそうだぞ。 ⑤おかあさん かみさん(カカ) 日身さん おかあさんは太陽 太陽のように明るく生きよう♪ おとうさん とうと(トト) 尊い 尊い人 ⑥こんにちは 今日は 太陽さん だから 今日は、お元気ですか。 さようなら、ご機嫌よう。 ↓ 太陽さんと一緒に明るく生きていますか。 太陽さんと一緒ならば、ご気分よろしいでしょう。 日本は全部太陽でつながってたんだなあ。

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2019/01/23

文化講演会として、東北の高校生に向けて話された内容に若干加筆して書籍化されたのが本書。「日本人って何だ?」こんな基本的な質問に日本人でありながら答えることができない。①国名の由来、②国旗の意味、③国歌「君が代」の出典とその意味の3点を理解することで自ずと日本民族とはどういった思想...

文化講演会として、東北の高校生に向けて話された内容に若干加筆して書籍化されたのが本書。「日本人って何だ?」こんな基本的な質問に日本人でありながら答えることができない。①国名の由来、②国旗の意味、③国歌「君が代」の出典とその意味の3点を理解することで自ずと日本民族とはどういった思想、行動をしてきた種族かが明快になってくる。「さようなら」と「こんにちは」の意味なんて考えたこともなかったが、今回のその語源を知れたことは貴重な経験であった。

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2018/12/30

日本人として、最低限知っておきたいことが書かれています。 下記の内容がわかります。 ・「お父さん」「お母さん」の語源は何ですか? ・日本人とはどういう人ですか? ・日本はどんな国ですか? ・「こんにちは」「さようなら」はどういう意味があるのですか? ・日の丸はいつから国旗にな...

日本人として、最低限知っておきたいことが書かれています。 下記の内容がわかります。 ・「お父さん」「お母さん」の語源は何ですか? ・日本人とはどういう人ですか? ・日本はどんな国ですか? ・「こんにちは」「さようなら」はどういう意味があるのですか? ・日の丸はいつから国旗になったのですか? ・日本の神様とキリスト教の創造主はどう違いますか? 本書によると、教養人とは、自国の文化や芸術や伝統をよく理解し、その1つか2つをしっかりと身に着けている人の事を言います。 その点では、私はまだまだ教養が足りないことがよくわかりました。

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2018/12/02

●たぶん『人生に悩んだら「日本史」に聞こう』の参考文献リストにこの本が載っていたので、手に取ったと思われる。 ●「自国の文化や伝統を学ぶことの大切さ」を、改めて教えられた。

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2018/07/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 イエズス会系のミッションスクールの栄光学園の教師であった境野勝悟さんが、私立花巻東高等学校で講演した際の話をまとめたものだ。  日本とは。わたしたちの命の元は太陽だ、つまり、生命の原因は太陽であるということを、私たちの祖先はすごく大事にした。実はそこから『日の本』という言葉が生まれた。日の本の”の”は格助詞の”が”と同じだから、日の本は、日が本、つまり私たちの命は太陽が元である、ということになる。この日の本の”の”が抜けて、日本となった。だから、日本人とは何か?と聞かれたら、答えは簡単だ。日本という字を見ればわかる。『私たちの命の元が太陽だと知って、太陽の恵みに感謝して、太陽のように丸く、明るく、元気に、豊かに生きる。これが日本人というものだ』  自分も、相手も、日本人は実はみんな同じ太陽の生命で生きていた。それぞれ才能は違っても、みんなが共通の太陽エネルギーで生きていた。だからみんな仲良くしないといけない。主義や思想が違ってもよい。それぞれの才能が違ってもよい。それぞれの特質や個性を活かして生きる。みんなで、明るく、楽しく、お互いの才能を認めあって、お互いの主義や主張を良く理解しあって、この共通の太陽の生命を喜び合って仲良く生きていこう。これが私たち日本人の生き方の原型だ。競争ばかりして、弱いものを叩いて、強い者だけが威張って、強がっているのは、太陽の生命を感謝しあって生きようとした日本人の本来の生き方ではない。みんな同じ太陽のいのちを生きているのだから、もし弱い人がいたら、助け合って、手を取り合って仲良く生きていかなければならない。弱肉強食はいけない。  太陽の運行と人間の生命を結びつけて、太陽を崇拝した国は日本のほかにもある。ただし、太陽が人間の生命の根本のエネルギーであることを日本という国名にまでしたのは、私たちの国だった。生命の原因、私たちが生きている原因の一番目は太陽だと分かった。では、2番目は何か。何で私たちがこうして生きられるのか。いくら太陽があっても、日本の大地・自然というものがないと、私たちは生きてゆけない。空気も山も木も田んぼも含め、日本の大自然が無いといくら太陽があっても私たちは生きられない。だから、命の原因の2番目に私たちの祖先は日本の自然を大事にした。日本の大地・自然があるから、私たちは日本人としてここに生きていられるからだ。  そして3番目に大事なものは何か。それは、父母だ。これはお父さん、お母さんだけを意味するのではなく、そのお父さん、お母さん、そのまた先のと、つまり、民族だ。私たちの日本の民族、長い間の父母と同じだ。そういう人たちがいたから、私たちは今を生きている。それで三番目に、父母の恩、と言って父母の恵を大事にした。  講演会録なので、内容の纏まり感には少し欠けるが、著者も、話をしていくに従い、興奮していったのであろうか、言っている事を繰り返しているような部分もある。日本人とは、太陽の恵に感謝して、太陽に活かされて生きていると考える民俗だ、そして、太陽と同じく自分を養ってくれる自然を敬う民族で、そして、自分という人間が生まれて来ることができたのは、ご先祖様がいたからだということで、先祖にも感謝する民族だ。ということだが、うーーん、確かにそうではあるが、それが日本人だ!とは何だか自分にはしっくりこない。太陽、自然、祖先に感謝しないわけではないけれど。どちらかというと、日本人とは、”和”を重んじる民族である。というのであれば、そうよね。と思うのだが。逆に、”和”ではなかったので、そういう考え方もあるな~と勉強させられた感じだ。

Posted byブクログ