生きにくい… の商品レビュー

中島義道(著者)

2017/03/19

この人のカントについての児童書を読んだ後に、本棚を眺めていたら、この本が目に入った。題名に心の中で爆笑しつつ共感したので借りてみた。

存在や無、時間についての考察は興味深かった。聞くべき意見を持っている人だ。
でも、社会への愚痴や女性に対する意見はばかげている。1946年に九州で生まれた人なら仕方ないかな。

次は、エーリヒ・フロムの自由からの逃走を読んでみよう。

2013/02/13

タイトルからしてそのまんまの本です。

ヤバい
ヤバい
ヤバい
ヤバい

最初の「なぜなぜ病」にかかってしまった「インマヌエルちゃん」の哲学童話に相当なアイロニーを読み取りました(笑)
あらまあなんて「エグい」ルンルンな童話なのでしょう。

んで次に「時間は流れない」なんて言われた日にゃあ…

ヤバい
ヤバい

そのことについていつの間にか考えてしまっている私がいます

ある意味お勧めしたくないし、めちゃくちゃしてみたい本

2013/01/11

(2002.05.02読了)(2002.03.15購入)
（「BOOK」データベースより）
勝手に生まれさせられ、もうじき死んでゆくことの理不尽。生きているかぎり、偶然と運に翻弄されつづけ、他人からはほとんど理解されず、苦しみつづけることの理不尽。この真実をごまかすことなく見つめつづけ、思考しつづけるほか、あなたがあなたらしく生きる方法はない。「なぜなぜ病=哲学病」の本質を衝いたオリジナル童話とその解説、死と時間をめぐる真摯な論考、ユニークな読書案内…。中島哲学、恰好の入門書。

著者　中島義道
1946年、福岡県生まれ。
東大教養学部並びに東大法学部を卒業。
1977年、東大人文科学大学院修士課程修了。
1983年、ウィーン大学哲学科修了。
電気通信大学教授。
専攻は時間論、自我論、コミュニケーション論

2009/10/04

　この世でわれわれは、たえず真実を語らないように強要されるのである。「相手の気持ちを考えて」とか、「誰も傷つけないで」といった優しい暴力の仮面を被って。
(P.183)