XPエクストリーム・プログラミング導入編 の商品レビュー
ISTQB Advanced Level Agile Technical Testerのシラバスで言及されていたので、家の本棚をあさっていたところ、この絶版本を発見。その昔、永和さんと仕事していた時に購入したものと想像。ソースコードがSmalltalkなのとJavaも古い記法なの...
ISTQB Advanced Level Agile Technical Testerのシラバスで言及されていたので、家の本棚をあさっていたところ、この絶版本を発見。その昔、永和さんと仕事していた時に購入したものと想像。ソースコードがSmalltalkなのとJavaも古い記法なのだが、そこは全く本質ではなく、見積もりの話などは今でも完全に通じる話である。現在のアジャイル開発では、契約上の見積もりと開発者の見積もりは完全に分けるのがよいといった話を聞くが、それを連想させる。これが2000年代に書かれていたことに驚き。アジャイル界のオーパーツ。詳細の古さで1ポイントマイナス。
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英語の文献は英語でよむプログラマが増えて欲しい。ただし、英語が読めるプログラマが偉い訳ではない。C言語ならC言語が読めればよい。 本書は、受入テストや小さなリリース、単体試験、テストファーストなど、あたりまえのことがあたりまえに書かれています。 おかしなプロセスモデルには、やらなくてもよい管理事項ばかり書かれていて、肝心のやらなくてはいけない技術的な事項がすっぽり抜けていることがあります。 原著の事例はSmallTalkだそうです。ただし、訳者らがJAVAに書き換えたものを付録につけているのでC言語系のプログラマでも理解できると思います。 エクストリームプログラミングって、普通にやっていることを少し誇張して極端に(extremely)書いただけのものだと思います。 そう感じない人がいたら、その人の仕事で大切なことが抜けているかもしれません。 ps. XP関連のイベントで、ペアプログラミングについて、スピナッチパワーの土屋さんから、刑事が2人で捜査するようなものだと教えていただきました。これまで、ペアプログラミングに関する誤解が一気に解消しました。ありがとうございました。
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