常識の世界地図 の商品レビュー
各国の常識について書…
各国の常識について書かれた本です。作法やタブーの違いに驚きました。海外旅行をはじめとして、外国人とも接することが多くなった昨今。知っていて損はない中身です。
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国際化が叫ばれる昨今…
国際化が叫ばれる昨今。国際化すれば新たな問題が生じるのもまた道理。文化摩擦、宗教摩擦は時として命を落とすことになりかねない問題ですし、知っておいて損はないと思います。
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世界各国の常識の違いをまとめた本。 挨拶からマナー、食生活、ジェスチャーなど、国によって異なる解釈をされるものを紹介する。 食生活や礼拝地でのマナーは特に、人間関係に亀裂が入るどころの問題ではない。 特にヒンドゥー今日やイスラム教の戒律は厳しく、彼らのマナーを破った外国人観光客...
世界各国の常識の違いをまとめた本。 挨拶からマナー、食生活、ジェスチャーなど、国によって異なる解釈をされるものを紹介する。 食生活や礼拝地でのマナーは特に、人間関係に亀裂が入るどころの問題ではない。 特にヒンドゥー今日やイスラム教の戒律は厳しく、彼らのマナーを破った外国人観光客が殺されるという事件も起こっているらしい。海外に出かけるときはきちんと調べていこう。 でも香港に住むヒンドゥー教の人たちは、豚の丸焼きとか見てどう思うのかしら… ショックで倒れそうだね。
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面白くてためになる! 自身の体験として、米国でソファを買って、お届け時間も決めて家で待っていたことがあります。まず、時間にルーズ、3時間も遅れて謝りもせず、さらに土足で入ってきたので「脱いでくれ」と注意すると、「脱がない」「だったら、このまま帰る」と言われたことがある。本書でも、...
面白くてためになる! 自身の体験として、米国でソファを買って、お届け時間も決めて家で待っていたことがあります。まず、時間にルーズ、3時間も遅れて謝りもせず、さらに土足で入ってきたので「脱いでくれ」と注意すると、「脱がない」「だったら、このまま帰る」と言われたことがある。本書でも、欧米では靴を脱ぐという行為が、屈辱的で人前で下着を脱ぐようなものとの記載がある。 タイでは国旗を踏みつけると不敬罪で逮捕されるが、これは国家を象徴するものが毀損されればその国民が侮辱されたのと同じ、そして今また話題になっている反日プロパガンダ「表現の不自由展」などでは、日本の天皇制に対する侮辱以外のなにものでもなく、不愉快千万、芸術という名を借りたヘイト、それを公金を使ってやらせるという暴挙は許しがたい。 ラテン系の国ではくしゃみをすると「サルー(健康)」2回目は「アモール(愛)」、3回目は「デネロ(お金)」というおまじないを返されるらしい、もちろん米国では「ブレス・ユー」です。 欧米でのゲップはおなら以上のマナー違反。 イスラム教徒もユダヤ教徒もブタは穢れたものとして食べない、ヒンドゥー教徒は神聖だからという理由で牛を食べない。 偶像崇拝禁止という名目でポケモンはイスラム圏では禁止。 13日の金曜日の由来は、蛇に誘惑されたイブがアダムに知恵の実を食べさせた日、ノアの箱舟の大洪水の日、バベルの塔をつくり言葉が通じなくなった日、イスラエルの神殿がエジプト軍に破壊された日・・らしい。そう言えば、雑誌「13日の金曜日」もとい「週刊金曜日」も災いを撒き散らす。 全体を通して、その国の人と付き合うにはやはり文化的・宗教的な背景を理解しておくことは最低限のエチケットだということです。 本書は2001年の出版ですので、最新版を早く出してほしいものです。
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それぞれの国や民族は、それぞれの風習や文化、そしてそれらを踏まえた常識を持っている。 それらは健康上など理由があるものや、理論的な理由はないけれどその人たちの中では共通認識されているものもあり、全く違う国や民族からは風変わりに見えたり、場合によったらバカバカしいと思えたりすること...
それぞれの国や民族は、それぞれの風習や文化、そしてそれらを踏まえた常識を持っている。 それらは健康上など理由があるものや、理論的な理由はないけれどその人たちの中では共通認識されているものもあり、全く違う国や民族からは風変わりに見えたり、場合によったらバカバカしいと思えたりすることもある。 だがたとえ理解できなくても、その常識がその国や民族の日常生活を秩序立ててきたということを知る必要はある。 違う文化を持つ人たちと正しくコミュニケーションを取ろうとしたら、相手の風習や常識を知っておくことは必要だ。相手が不快に思うことを押し付けるようなことは失礼にあたり、「知らなかった」で済まないこともある。 国や民族の文化や常識には優劣などなく、相手とコミュニケーションを取るために相手の常識を知ったり、自分にとっては理解できないことでも相手にとっては常識なのだとしたらお互いに受け入れ合う必要があるだろう。 常識の違いは、風土や宗教による違いもあれば、体の違いもある。欧米人のやるような、片眉を上げるとか、自然なウィンクは、日本人には難しいと思うのだが、これは筋肉機能の違いもあるのだろう。さらに発音する言語により顔立ちも変わるというので、その国に長く住み言語を使っていたら顔立ちも似てきてジェスチャーも自然に身につくということもあるようだ。 同じ唯一神論の宗教でも、食の禁忌は何を元にするかで違っている。 イスラム教は豚を汚れとして、食べないし、「テロリストは豚と一緒に葬るぞ」と脅しでテロをやめさせようとするくらいに豚はいけない。 ユダヤ教は、旧約聖書のレビ記と申命記を元にして「反芻し、ヒヅメが分かれている獣類や、ヒレと鱗のある水中生物は食べても良い」 キリスト教は、創世記を元にして「神がノアとその息子たちを祝福し、地のすべての獣と空のすべての鳥、地を這うすべてのものと、海のすべての魚、動いている命あるものすべて食料にするが良いといった」ということで、そこまで食事に厳しくはない。 こちらの本では、身振りやマナー、食事や数や色のことなど、多方面から国や宗教によっての違いを紹介している。 これ全てを覚えることはとてもできないし、あれはダメこれはダメでコミュニケーションが取れなくなっても本末転倒。まずは相手を不快にさせないようにする心構えは必要かなと思う。相手だって本当に自分を馬鹿にしてやっているのか、知らないだけで悪気がないのかはわかるだろうしね。 近年は差別問題やハラスメント問題がニュースを騒がせて、「知らなかった」「言論の自由」という反論があるが、でもニュース越しであっても相手への敬意があるのか、バカにしているのかってなんとなくわかるんですよね。 また相手の常識を知って、自分と真逆でもその国ではそうなんだ、と理解できればよいのだが、むしろ反対に直接国や民族を差別できないから、その国の常識をバカしていると感じることもある。〇〇を食べる奴らは野蛮、〇〇をするのは人間として理解できない…などは、直接バカにすると問題だから間接的に表現しているだけなような。 さらにやってはいけないことがむしろやったら格好いいと思っているのかなと感じることもある。今では日本人でもよく知る、欧米でやってはいけないジェスチャーに拳を握って中指を突き立てるというものがある。これは握り拳は睾丸、中指は男性器を表すもので、アメリカだけでなく様々な国で性的侮辱のサインとして使われる。従来日本人も「あのサインは絶対ダメ」と認識していたと思うのだが、こんにちでは日本人でも、人とぶつかりそうになったら、すでに離れた相手対して中指突き立てる、芸能人がそのジェスチャーをする、という感じでわりと日常的になってしまったように思う。私も町中で数回見かけて非常に不快なんだけど、このように、タブーだよ、ということだけを先に知り、なぜだめなのか、それをしたらどうなるのかをわからないでいると、なんか軽くなると言うか、タブーを破ることが格好いいみたいになるのかな? このように国、民族、宗教により、他の人たちには理解できない”常識”があるけれど、その人たちなりの理由があったりするので、互いを尊重しあってゆければよいですよね。
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2001年のデータで少し古いため、現在とは異なる点があるものの、世界各国の文化の違いを分かりやすく解説してくれている本書。 特にどこかの地域や国に集中するのでなく、万遍なく各国を扱っているのが良い。 書いてある内容も挨拶・マナーに始まり、冠婚葬祭や忌避について。そして生活に深...
2001年のデータで少し古いため、現在とは異なる点があるものの、世界各国の文化の違いを分かりやすく解説してくれている本書。 特にどこかの地域や国に集中するのでなく、万遍なく各国を扱っているのが良い。 書いてある内容も挨拶・マナーに始まり、冠婚葬祭や忌避について。そして生活に深く根差す宗教などと幅広い。 ある国に行くときや、ゲストをもてなすときは一度読んでおくとよいかもと思った。 特に忌避や制約の少ない日本人として生きると、これぐらいのこと~と思う事で相手を激怒させたり、場合によっては生死の問題に発展するという事があるというのは知っておいた方がいい。
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いろいろな本からの寄せ集めのようだが、海外と接点のある人にはやくにたつとおもう。 基本的に国内では情報が少なく、目からウロコのはなしもおおく、自分がかかわりそうなことなら参考文献からさらに深堀りすれば良い。 危なそうなことを知っておくにはたいせつなポイントも多く、昨今では少ないお...
いろいろな本からの寄せ集めのようだが、海外と接点のある人にはやくにたつとおもう。 基本的に国内では情報が少なく、目からウロコのはなしもおおく、自分がかかわりそうなことなら参考文献からさらに深堀りすれば良い。 危なそうなことを知っておくにはたいせつなポイントも多く、昨今では少ないお役立ち本。
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世界の地域によって、いろいろな風習に差があるということを具体的に示す。 地域別にまとまっている訳ではないので、実用書というよりも、雑学として学ぶ感じ。 (108)
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ドイツでは日曜日に引っ越しをしてはいけない。またユダヤ教徒たちは、牛肉と牛乳を一つの鍋で煮た料理を決して食べようとはしない。それぞれの国には、その国の長い歴史によって育まれた文化があり、常識がある。イギリス人が外国人のレジメンタル・タイを嫌う理由も、そのルーツを知ることによっては...
ドイツでは日曜日に引っ越しをしてはいけない。またユダヤ教徒たちは、牛肉と牛乳を一つの鍋で煮た料理を決して食べようとはしない。それぞれの国には、その国の長い歴史によって育まれた文化があり、常識がある。イギリス人が外国人のレジメンタル・タイを嫌う理由も、そのルーツを知ることによってはじめて理解できる。Vサインさえ、国によってまったく意味が変わってしまう常識・非常識の不思議さを世界地図のなかに探ってみよう。(中表紙)
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世界でみるマナー・エチケットブック。 欧米中心、アラブ圏も多少、アジア・南アメリカは少し、アフリカ・オセアニアはほぼなし。 文化比較に興味があって読んだので物足りなかったが、善悪優劣でなく単純に文化の差だよ、という視点に徹底しているのは気持ちよかった。
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