怪奇大作戦大全 の商品レビュー
偉大なる昭和ドラマ
狂鬼人間がのっていないのが残念ですが、資料的価値としては、すでに絶版なので、貴重な本です
岸田森ファン
『怪奇大作戦』は、円谷プロダクションが制作し、TBS系で1968年(昭和43年)9月15日から1969年3月9日まで毎週日曜日19:00 ~19:30に全26話が放送された特撮を演出に組み入れた犯罪サスペンステレビドラマである。 『大阪万国博覧会』を間近に控え、科学万能が謳われた...
『怪奇大作戦』は、円谷プロダクションが制作し、TBS系で1968年(昭和43年)9月15日から1969年3月9日まで毎週日曜日19:00 ~19:30に全26話が放送された特撮を演出に組み入れた犯罪サスペンステレビドラマである。 『大阪万国博覧会』を間近に控え、科学万能が謳われた時代に、その科学を犯罪の凶器として誤った方向で使用する人の心の闇と人間の狂気、その結果による参事の恐怖描き、社会の暗部に警鐘を鳴らす意図が有った。 本書はテレビシリーズのダイジェストストーリーに加え、当時の関係者による制作現場の舞台裏の証言、当時の報道資料や脚本の準備稿、決定稿、映像化稿の違い。未放映となったストーリーや、放映されたものとは異なるバージョンのストーリーが紹介されているのが嬉しい。
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「狂鬼人間」を除く、25話をあらゆる角度から書き殴った、同人誌の勢いを感じる熱い一冊! 同人誌なら、全26話を解説したかもね。 作品に携わった、関係者の証言が嬉しい!
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