天涯(2) の商品レビュー
ギリシャ・ジャマイカ…
ギリシャ・ジャマイカなどを舞台にジイド・メルヴィルらの言葉を引用しつつ「果てしない旅」を語り続ける。
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ぶれた写真もそのとき…
ぶれた写真もそのときの心象を表しているのでしょうか?背景をもっとのぞきたくなります。
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写真集だが、写真家が…
写真集だが、写真家が写したものではないので、逆に親しみが持てるし、眺めていても良い感じである。著者が出会ったものが写真という絵を通して伝わってくる。
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沢木耕太郎の写真集『天涯 2 水は囁き 月は眠る』を読みました。 今月上旬に読んだ『天涯 1 鳥は舞い 光は流れ』に続き、気分転換の読書です。 -----story------------- 実現する夢、しない夢。手に入れることができぬから「夢」といえるか…。 自らカメラの目と...
沢木耕太郎の写真集『天涯 2 水は囁き 月は眠る』を読みました。 今月上旬に読んだ『天涯 1 鳥は舞い 光は流れ』に続き、気分転換の読書です。 -----story------------- 実現する夢、しない夢。手に入れることができぬから「夢」といえるか…。 自らカメラの目となり、南北アメリカ、ヨーロッパを描きだす沢木耕太郎。 単行本未収録83ページを加えたオールカラー文庫。 ----------------------- 沢木耕太郎が撮影した写真に、旅行中にノートに書き留めた短文やメモ、小説の引用等を織り交ぜた写真集の第2作です。 ■水は囁き ■月は眠る ■通過地点Ⅱ 写真集なのですが写真よりも『通過地点Ⅱ』でのエッセイ風の文章で紹介される、中学生から高校生くらいのときに読んで強く印象に残った10作品が印象に残りました。 ~中学時代~ 『晩年』 太宰治 『何でも見てやろう』 小田実 『薄桜記』 五味康祐 『チャンスは三度ある』 柴田錬三郎 『橋のない川』 住井すゑ ~高校時代~ 『剣』 三島由紀夫 『今昔物語』 『立原道造詩集』 立原道造 『ゴッホの手紙』 小林秀雄 『真鶴』 志賀直哉 読んだことがあるのは太宰治の『晩年』と小田実の『何でも見てやろう』くらいですね… 機会があれば、その他の作品を読んでみたいですね。 『通過地点Ⅱ』では、『敗れざるものたち』に収録されているスポーツノンフィクション作品集『クレイになれなかった男』の中で読んだカシアス内藤のことにも、それなりの枚数を割いて触れてました… 久しぶりにドキュメンタリ系の作品を読んでみたくなりました。
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本書は沢木耕太郎による写真集である。彼は写真のプロではないし、「交換レンズもなければストロボも持っていない」。ゆえに写真集を出すなんておこがましいと自分でも言っているが、それが沢木耕太郎の旅の記録だというところから、写真が意味を持ちはじめる。気軽な気分で読める文庫版。 『天涯2...
本書は沢木耕太郎による写真集である。彼は写真のプロではないし、「交換レンズもなければストロボも持っていない」。ゆえに写真集を出すなんておこがましいと自分でも言っているが、それが沢木耕太郎の旅の記録だというところから、写真が意味を持ちはじめる。気軽な気分で読める文庫版。 『天涯2』は、ギリシャ、イタリア、モナコ、カナダ、アメリカ、ジャマイカ、ドイツ、イギリス、スペイン、ポルトガルなど。ベン・ジョンソン、ジム・ハインズ、ジョージ・フォアマンといった有名人も登場。 「だがやむをえず旅に出て、家を遠く離れ、道中に至高なる神のお恵みがあれば、異境を旅することは家にいるよりもよいであろう。決して家を恋しがらず、好きな所に落ちつけ。そなたが幸福になれる地こそ故国と識れ。「故国は第二の母」と言われているが、それにこだわるな。自分の運命の輝きを保持せよ。」 カイ・カーウース『カーブースの書』(黒柳恒男訳)
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ヴィレッジヴァンガードでデカい(そして高い)ハードカバーを見ては欲しいなーと思っていたら、文庫で出ていた。貧乏性なのでそれでもさらに迷ってから購入した。迷いまくって買った割に、サラッと流し読みして終わりだったその2。
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