現役ナースが明かす更年期ホントの話 の商品レビュー

江藤亜矢子(著者)

2018/07/16

お医者さんに行って嫌な気持ちになる人って自分だけではなかったんだと読んでわかった
目を見てくれない医者、説明を面倒くさがる医者、態度が偉そうな医者、辛くて診てもらってるのに異常はありませんって突き返す医者、薬だけ出しておきます、というだけの医者…

更年期に限らず患者側に立って診てくれるお医者さんはどこにいるんだろう…

患者側も知識を持っていなければ適切な治療は受けられないのだ

2010/07/15

更年期の症状に動悸、呼吸困難があることは知りませんでした。
だいたい、更年期症状は200種ほどあるのだとか。
つまり、その年頃の人にはなんだってありえるのに、更年期障害を医者がよく知らないがため、さまざまな科をいくつもの病院を転々としている患者が数多くいるということです。患者と患者の家族と、日本社会の不幸であり損失だと思います。
症状があるのに器質的疾患なしと言われたら、気のせいではなくホルモンのせいではないかと疑うべきだと思います。

この本は「医師の探し方」「転医のし時」「電話での問い合わせの仕方」「医師への質問の仕方」といった、ナースならではの病院使いこなし術が書かれていて有益です。

ホルモン補充療法が骨粗鬆症に有益であるという点ももっと社会的認知度が高まるといいと思います。