野良猫ムーチョ の商品レビュー
古本屋で偶然見つけてなんだか惹かれるものがあり手に取りました。 前半が絵詞集、後半がエッセイになっています。 作者の方は私ととても似ているなと思いました。 愛の梯子を外される怖さゆえ自分の子どもを作るのが怖いとか、苦しみはその人にしか分からず形ばかりの慰みは口にできないとか。突然...
古本屋で偶然見つけてなんだか惹かれるものがあり手に取りました。 前半が絵詞集、後半がエッセイになっています。 作者の方は私ととても似ているなと思いました。 愛の梯子を外される怖さゆえ自分の子どもを作るのが怖いとか、苦しみはその人にしか分からず形ばかりの慰みは口にできないとか。突然生きることを手放したくなる気持ち、そして残された人の苦しみ…… うまく言葉に出来ませんが心の傷がすこし癒えた気がします。
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淡々と暖かくて、切なくなってしまいます。 最初、絵も文章も同じ人かと思ったんですが別だったんですね。 絵の雰囲気と文章が、ぴたりとマッチしてます。 なんか、キュ~っとしちゃう感じで、沁みる本でした。
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