試験に出るパズル の商品レビュー
あの『QED』シリーズの高田崇史が贈る、上質の論理パズル短編集。背スラリ、髪サラリの天才高校生・千波くんが、浪人生の“八丁堀”たちと共に、鮮やかに難問を解き明かす。解説の森博嗣氏絶賛の「夏休み、または避暑地の怪」から、書き下ろし作品「誰かがカレーを焦がした」まで全5本を収録。著者...
あの『QED』シリーズの高田崇史が贈る、上質の論理パズル短編集。背スラリ、髪サラリの天才高校生・千波くんが、浪人生の“八丁堀”たちと共に、鮮やかに難問を解き明かす。解説の森博嗣氏絶賛の「夏休み、または避暑地の怪」から、書き下ろし作品「誰かがカレーを焦がした」まで全5本を収録。著者がパズラーとしての本性を剥き出しにした野心作だ!!
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07/04/13読了★QEDシリーズは著者の代表作ですがこれは隠しスパイス的なものかと。何気に好きだったり。本文に出るパズルに頭を悩ませるもよし、サラリとかわして答え合わせをするもよし。1冊で2度楽しめるシリーズです。
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母親に参考書と間違えられた本。 文章が主人公の『ぴぃくん』の語り口調になっていて読みやすいし、ぴぃくんと千波君と慎之介の三人の言葉の掛け合いにも時々笑ってしまいました。 出てくるパズルも面白い物ばかりです。 小坊主のやつにはこんがらがりました。
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これはうちが高校生のときにはやったなぁと懐かしくて手に取りました。学生時代を思い出しつつ、お気楽ご気楽な学生生活に戻りたいと思いながらでも、これも同じく受け付けなくて楽しめなかった!
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サムクロスやナンクロなど、元々数学系のパズルは大好き。さらに作者は同業者――となれば手にとらずにいられません。浪人生ぴい君・慎之介と天才美形高校生千波くんの短編集です。知的ミステリといわれるけれど、バカミス要素の方が強い気がします。まずぴい君のグダグダ語り。そして慎之介(彼が目指...
サムクロスやナンクロなど、元々数学系のパズルは大好き。さらに作者は同業者――となれば手にとらずにいられません。浪人生ぴい君・慎之介と天才美形高校生千波くんの短編集です。知的ミステリといわれるけれど、バカミス要素の方が強い気がします。まずぴい君のグダグダ語り。そして慎之介(彼が目指してるのは早稲田のミス研に違いない)と千波君のパズルの応酬。ミステリというよりパズルの問題だろ!と言いたくなる事件の数々。事件ではなく、先にパズルありき、なんですね。でもそれが楽しい。謎々を出された気分で一生懸命考えてしまいます。ぴい君の前置きの長い数々の言い訳も、浪人体験者にはきっと良く分かると思います。このパズルシリーズの最大の謎は、語り部であるぴい君。本名はなんというのか、その容姿や服装はどれほど奇抜なものなのか。これは永遠の謎として発表しないでいただきたいと思います。ちなみに有名なQEDシリーズの方は全く付いていけませんでした。歴史わかんなくて・・・。本当に文系の人には常識なんですか?
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おもしろい!QEDより大分読みやすいし、短編でさくさくと進んでいくテンポもこの軽い話(ミステリーでも一時には出ない)にはちょうどぴったり。 森博嗣の解説もまたよい。森博嗣の文章は感心しつつどっかで反感を覚えてしまう…のですが、これはもう、うなずきっぱなし。ああ、なるほど、「ぞくっ...
おもしろい!QEDより大分読みやすいし、短編でさくさくと進んでいくテンポもこの軽い話(ミステリーでも一時には出ない)にはちょうどぴったり。 森博嗣の解説もまたよい。森博嗣の文章は感心しつつどっかで反感を覚えてしまう…のですが、これはもう、うなずきっぱなし。ああ、なるほど、「ぞくっと装置」か、なるほどね…。本書をより楽しくしてくれる素晴らしい解説でした。
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千葉千波君もの第一弾。 今回はクイズを解いてやるぞ!と意気込んだのですが、無理でした。 しかし、彼らの会話は高校生そこらの会話ではありませんね。そのあたりに矛盾を感じてしまいます。 森博嗣氏によって解説がつけられてますが、クイズの矛盾点を指摘されています。 なんか数学好きな人って...
千葉千波君もの第一弾。 今回はクイズを解いてやるぞ!と意気込んだのですが、無理でした。 しかし、彼らの会話は高校生そこらの会話ではありませんね。そのあたりに矛盾を感じてしまいます。 森博嗣氏によって解説がつけられてますが、クイズの矛盾点を指摘されています。 なんか数学好きな人って違う世界で生きていますよね。
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