サルバドール・ダリが愛した二人の女 の商品レビュー
なんか素敵な関係だなー ダリの色んな部分が見れたり のほほんと読んでたら最後2ページで 号泣して終わった。
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日本ではアマンダ・レアの名で知られるディスコシンガーの手による、ダリとの交友録。あるいは、アマンダ自身の青春回顧録。 個人的には、これはガラとダリの愛の物語。ダリは、妻ガラへの愛をアマンダと共有することで、精神に異常をきたすことなく、その愛を貫き通せたのではないか。そして、ガラ...
日本ではアマンダ・レアの名で知られるディスコシンガーの手による、ダリとの交友録。あるいは、アマンダ自身の青春回顧録。 個人的には、これはガラとダリの愛の物語。ダリは、妻ガラへの愛をアマンダと共有することで、精神に異常をきたすことなく、その愛を貫き通せたのではないか。そして、ガラは、ガラのやり方でダリとアマンダを愛し続けた。アマンダはその二人を見守り続け、ダリを慕い続けた。「持続」という考えは、本書の根底にも流れている。 たぶん、ダリ関連の文献で、これほどダリへの愛に溢れた作品はない。自伝である以上、美化されていて当然だろうが、ここに描かれる愛は心を安らかにしてくれる。 デヴィッド・ボウイやミック・ジャガー、ビートルズなど、錚々たる面々のプライベートも垣間見られ、当時の音楽界に興味がある方にもおすすめ。 『ダリ―異質の愛』(西村書店 、1993年12月)の新装版。
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ダリ関係の本は難解なものが多いが、これはすごくわかりやすく、客観的にダリのことが書かれていて面白かった。さりげない台詞や服装、習慣などからダリがどんな画家だったかではなく、どんな人間だったかが伝わってくる。
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淡々と客観的にダリやデヴィッドボウイや、華麗なる彼女の交友関係が綴られている。 ダリの人となりが、公的にエンターテナーとして示してきた彼のイメージとはちょっと違った観点から見られる、面白い本だと思う。
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