空を駆けるジェーン の商品レビュー
私がジェーンだった、私も退屈な毎日に飽き飽きして、冒険に出かけると思った。 私が人間で、ジェーンを見つけたら、どういう反応をするだろう。きっと多くの人間同様に、うわっと驚いて、捕まえようとするかなあ。ポッパのことをジェーンは好きでいたけど、これは時間の問題で、あの時逃げ出せなかっ...
私がジェーンだった、私も退屈な毎日に飽き飽きして、冒険に出かけると思った。 私が人間で、ジェーンを見つけたら、どういう反応をするだろう。きっと多くの人間同様に、うわっと驚いて、捕まえようとするかなあ。ポッパのことをジェーンは好きでいたけど、これは時間の問題で、あの時逃げ出せなかったら嫌いになっていたと思うし、結局檻に入れられていたも同然だ。 サラのような振る舞いができればいいなと思う。自分の損得を考えるのではなくて、相手のことをおもいやる気持ち。これは頭で考えてできることではないと思う。 シリーズものだったから、他のも読んでみよう。
Posted by
翼のある猫 いいなあ、ちょっとつらいんだね 村上春樹さんの訳 あとがきもよかったな 心惹かれる猫物語でした ≪ 自立する つばさ広げて つらくても ≫
Posted by
やっぱり猫って素晴らしい!ことに、空飛び猫ときたら、とりわけ♪ 前作『素晴らしいアレキサンダーと、空飛び猫たち』で 翼のないアレキサンダーと、空飛び猫ジェーンが結婚したら 生まれるのは空飛び猫?ふつうの猫?と、いらない心配をしていた私。 まさに「いらない心配」でした! 自由に...
やっぱり猫って素晴らしい!ことに、空飛び猫ときたら、とりわけ♪ 前作『素晴らしいアレキサンダーと、空飛び猫たち』で 翼のないアレキサンダーと、空飛び猫ジェーンが結婚したら 生まれるのは空飛び猫?ふつうの猫?と、いらない心配をしていた私。 まさに「いらない心配」でした! 自由に飛ぶことができるというのに、どうして私たちは同じところにじっとしているの? と、そんな思惑は黒い翼でかるがると飛び越えて、 居心地のいい農場から冒険の旅に飛び立つジェーン。 作者のアーシュラ・K・ル=グウィンが スラム育ちの黒人少女のイメージで描いたという黒猫ジェーンの、 はちきれるような好奇心と自立心の眩しいこと♪ 大好きなアレキサンダーや兄や姉と離れることになっても 退屈は嫌い、冒険と自由が好きだから、ここにはいられない、と宣言し、 大都会でマスメディアの餌食になり、窮屈で怖ろしい体験をしてもなお ここが私の居場所!と、都会に住むリスクも気軽さもわきまえて 溌剌と生きる姿に、予想を裏切られて驚きながらも感動がこみ上げます。 ゴミゴミして危険がいっぱいの都会を飛び立ち、 のどかな自然の中で穏やかなしあわせを見つける自然回帰の物語として 綺麗に纏めてしまえるところを、敢えて出発地点に立ち戻らせて 自分の選んだ場所で、リスクを背負いながら自由に生きる結末を用意する。 厳しい現実の中を生きるひとたちへの作者からのエールが聞こえてくるようです。 都会の喧噪の中で生きるジェーンも、 自然の恵みに満ちた農場で暮らす空飛び猫たちとアレキサンダーも、 地球上のすべての猫が、思うがまま、自由にしあわせに生きられますように!
Posted by
学生のときプレゼントしてもらった本を最近ようやく読んだ。 原題は「JANE ON HER OWN(自立するジェーン)」 今の自分のテーマは「自立」だから、いいタイミングに読んだなぁ。
Posted by
4巻目だったとは…! これが1巻で以降過去編になるかと。勘違いしてた。 歌うような「Me me me me…」。いいなあ。 空飛ぶ黒猫(羽ナシ、黒色以外でも可)遊びに来んかなぁ。
Posted by
空飛び猫の本、確か買ってどこかにあるはずなのですが探せなかったので図書館で借りてみました。 そしてこれはシリーズ4作目だった…。大失敗。 それにしても猫に翼があったなら鳥はたいへんだろうなあ。まあ人間も大変だと思うけど。前のシリーズも借りてこようと思います。
Posted by
翼のある猫。 自分に翼があったら、どこへ行くだろうか。同じ場所に留まることは不自然なのかなぁ。
Posted by
- 1
- 2